LINE PayとVisaが戦略的提携、LINE上でバーチャルカード発行対応へ

　LINE Payは、Visaと戦略的包括パートナーシップを締結した。

　「LINE Pay」上でVISAブランドの「デジタル決済対応カード（仮称）」の登録・利用を可能とするほか、既存のVISAカードをLINE Payに連携することで、スマートフォン決済に利用できるようになる。

　さらに、今後はポイント還元などのロイヤリティプログラムや利用特典における協業や、海外旅行時にVisaネットワークで「LINE Pay」支払が可能になるような取り組みも行い、店舗側が直接「LINE Pay」の加盟店になっていない場合でも、「LINE Pay」を通じた支払が可能になるという。

　フィンテックサービス分野では、ブロックチェーンを基盤としたBtoBや国際間決済に加えて、代替通貨取引を可能とする新サービスを開発する。また、東京2020オリンピック競技大会に先駆けた共同マーケティングを実施する。

　「LINE Pay」上で「Visaデジタル決済対応カード（仮称）」が発行できるようになるタイミングや、今後の取り組みに関する具体的な対応予定時期は明らかにされていない。