ニュース

LINE Pay加盟店で「WeChatPay」が利用可能に、2019年から

JapanTaxiとの提携も発表

 LINE Payは27日、決済サービス「LINE Pay」において、インバウンド需要に応える「LINE Pay Global Alliance」に取り組むことを発表した。

 LINE Pay Global Allianceは訪日観光客のインバウンド需要の取り込みに向けた構想。LINE Payは日本以外にも台湾、タイ、インドネシアなどで独立したサービスとして提供されているが、2019年内に各国のLINE Payユーザーが日本国内のLINE Pay加盟店で決済できる仕組みを構築する。

 さらに、中国でSNSアプリ「WeChat」などを展開するテンセントとの戦略的提携により、「WeChatPay」ユーザーも同様にLINE Pay加盟店での決済が可能となる。2019年早期に対応する見込み。また、2019年内には、NAVERが韓国で提供する「NaverPay」にも対応する。

JapanTaxiと提携、タクシー料金のLINE Pay決済が可能に

 LINE Payは同日、JapanTaxiとの提携を発表した。12月10日以降、JapanTaxiの広告タブレットまたは決済機付きタブレットを搭載している各社のタクシーで、LINE Payを使ったスマートフォン決済が可能になる。

 コミュニケーションアプリ「LINE」内のウォレットタブから「コード支払い」を表示、スマートフォンの画面上に表示されたコードを、車載端末のカメラで読み取らせることで決済できる。

 サービス開始を記念して、「LINE Pay×JapanTaxiキャンペーン」を実施。12月31日までの期間中、LINE Payコード支払いで北海道、東京都、埼玉県、神奈川県、京都府、大阪府、福岡県のタクシーに乗車すると、最大500円分の還元を受けられる。

 利用金額が2500円未満の場合は20%、2500円以上の場合は一律500円をLINE Payで還元する。特典の付与は1人1回まで。