福岡ソフトバンクホークス、開幕3連戦をVRライブ配信

　ソフトバンクと福岡ソフトバンクホークスは、VR技術を活用したライブストリーミング配信の実証実験を行う。3月24日のオープン戦と、3月30日～4月1日にかけての開幕3連戦の計4試合の全イニングを無料で配信する。ソフトバンク以外のユーザーも視聴できる。

視聴イメージ

　同実験では、バックネット裏、内野席（一塁側）、外野席（ライト側バックスクリーン横）にVRカメラを設置。その映像を、専用アプリをインストールしたスマートフォンをVRゴーグルにセットすることで視聴できる。

　実験にはピクセラ製の「パノミル」というアプリが用いられ、iOS 9.0以上のiPhone、Android 5.0以上のAndroid端末に対応するほか、Gear VRやDaydream対応端末、Oculus RiftをインストールしたPCでも利用できる。

　なお、視聴にあたっては、3Mbps程度の通信環境が必要となり、高画質で楽しむには10Mbps以上の通信環境が推奨される。

　両社では、実証実験を通じてVR映像の配信に関する技術やサービスのノウハウを蓄積し、正式なVRライブ配信サービスの提供を検討していく。