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5年ぶりの「JOJOスマホ」、担当者の想いは

 5年ぶりに発売されることが発表され、外観は明らかにされたものの、詳細は伏せられたままの「JOJO L-02K」。商品企画担当者はどのような想いなのか、担当の鹿島大悟氏を直撃してみた。

5年ぶりの「JOJOスマホ」、担当者の想いは JOJO L-02K(左)と鹿島氏が手にしていた先代モデルの「L-06D JOJO」
JOJO L-02K(左)と鹿島氏が手にしていた先代モデルの「L-06D JOJO」

 5年前のJOJOスマホでは、端末開発と全く関係ない部署に所属していた鹿島氏だが、当時、その熱意でプロジェクトに参戦。5年ぶりの今回はもう1人の商品企画担当者、津田浩孝氏とともにプロジェクトをリードした。先代モデルが最初で最後のチャンスと考えて全力を尽くした鹿島氏だったが、なんとか企画化に成功。「JOJO L-02K」では、具体的な内容はまだ秘密ながら、日常で使う場面を重要視しているという。

鹿島氏
「先代モデルは開発しただけではなくユーザーとしても3年使い込みました。たとえば辞書機能は日常的に使っていたもの。(機種変更して)使えなくなると辛かったんです。ドコモもコミュニケーションの会社ですので、そういった部分の機能をなんとなく強化したいという方向性です。大枠は決まっているんですが、使うコンテンツなどは今、毎日のように検討を重ねています。まだ連載中のシリーズもあり、できるだけ最新の情報を取り入れたいです」

 先代モデルではフリックしてホーム画面を切り替えるたびに何かしらのアクションが発生する、という機能が印象的だった、と筆者の感想を伝えると鹿島氏は「フリック系は今回もあります。やりたいと思っています。日常使う中で通常のUIでふっと違う表現になることが重要かな」とコメント。鹿島氏によると、そうした仕様は開発チーム内で「サスペンス要素」と呼んでいるとのこと。スマートフォンのいたるところにジョジョの世界を味わえる何かが仕込まれ、使っている中でその世界が顔をのぞかせる――そんな仕掛けになることを示唆した。

 鹿島氏は、5年前の先代モデルで盛り込めなかったアイデアは全て捨てた、今回は単なる第2弾ではないと説明。「『ACT2』じゃない、どちらかというと『レクイエム』です」(鹿島氏)と位置づけを説明する。ACT2とは、ジョジョ第4部に登場するスタンドのひとつで、ACT1、ACT2、ACT3と成長していった。一方、レクイエムとは、第5部の主人公が終盤に得たスタンドで、新たに生まれかわり、全てをゼロに戻す、リセットさせるといった力を持つ。このワードからは、先代モデルをひきずらず、一新したスマートフォンに仕上げる覚悟が読み取れるようだ。