スマホに触らず音楽再生や写真をパチリ、IFTTT対応リモコンボタン「Qmote S」

　ソフトバンクは、ユーザー参加型の共同企画やクラウドファンディングなどを行うサービス「+Style（プラススタイル）」で、スマートフォンを操作できる「Qmote S（キューモート エス）」の販売を開始した。

　「Qmote S」は、スマートフォンとBluetoothで繋がるボタン型デバイス。クリックするだけで、音楽アプリの再生・停止・早送り/早戻しなどが行えるほか、カメラを起動して撮影、位置情報の送信などができる。パソコンと繋げればプレゼンテーション資料のページめくり操作にも使える。連続クリックすると、スマートフォンから音を鳴らせる機能もあり、部屋の中で見当たらなくなった場合などに役立つ。

　本体はボタン1つだけ。専用アプリで1回押す、2回押すといったクリックパターンと動作を組み合わせられる。1回のクリックで、「位置情報を送信する」「電話をかける」という複数の動作を設定することもできる。

　IFTTTやZapierといったサービスにも対応し、Qmote SをクリックするとIFTTTなどを経由して宅内に設置したIoT製品のスイッチを入れる、といった使い方もできる。

　大きさは約3.9×3.3×0.5cm、重さは6g。Bluetooth Smart Ready対応のiOS、Androidで利用可能。パソコンはWindows 8以降、Mac OS X 10.9以降。IP57の生活防水性能も備える。バッテリーはCR1620ボタン型電池で、最長で約1年間の連続使用が可能。