本日の一品

熱々の飲み物を適温に! 「猫舌専科タンブラー」

 筆者のテレワーク生活に欠かせないのは、適度な室温と耳障りにならない程度のラジオや音楽、そして暖かい飲み物です。特に飲み物は体調を維持するためにも重要なので、毎日ティーバッグでお茶を淹れるようにしています。

 しかしあいにく、筆者はけっこうな猫舌です。いつも使っている真空断熱タンブラーはポットで淹れた飲み物をアツアツに保ってくれますが、保温能力が優秀すぎて、そろそろ良いかなと思って口をつけては舌をやけどする。かといって放っておくといつの間にか冷めてしまう、というのがお決まりのパターンです。これ、猫舌の方には共通の悩みだと思うんですが、どうでしょう。

ドウシシャの「猫舌専科タンブラー」。4色あるうちのグリーンを購入しました。

 そんな猫舌ユーザーにとって光明になってくれそうな製品があったので、ご紹介させていただきます。ドウシシャの「猫舌専科タンブラー」です。

吸熱剤を内蔵するためか、大きさに比して内容量は控えめです。
フタの飲み口は長め。飲み物が唇にダイレクトインしないようにするためのデザインでしょうか。

 同製品は容器の真空断熱構造の内側に吸熱材を仕込み、熱々の飲み物の温度を飲みやすい温度まで下げ、その後は長時間にわたって保温するとのこと。本当かしらと思いつつ購入してみたので、さっそく実験してみることにしました。

用意したのは猫舌専科タンブラーと、いつも使っている無印良品のステンレスタンブラーです。

 比較する対象は、筆者が普段使っている無印良品のステンレスタンブラー。電気ポットでお湯を沸かし、それぞれのタンブラーに注いでフタを締め、3分経過後の温度を測ってみることにしました

沸かしてすぐのお湯を注ぎました。双方、90度前後のアツアツです。フタを閉めて3分待ってみます。

 実験の結果、お湯を注いで3分後、無印良品のタンブラーのお湯の温度が約90度前後からほとんど変わらなかったのに対し、猫舌専科タンブラーが約90度→約70度と、ぐっと下がっていました。無印良品のタンブラーの保温能力も大したものですが、猫舌専科タンブラーのうたい文句通りの性能には驚きました。

3分経過後、無印良品のタンブラーは89 ℃をキープしていました。
一方、猫舌専科タンブラーは69℃になっていました。このあとしばらく、約60℃強の温度をキープしてくれました。

 難点は食器洗浄機に対応していないことと、内容量が若干少ないこと。ほぼ同じ大きさの無印良品のタンブラーが約450ml入るのに対し、約320mlしか入らないので、あっという間に飲み終わってしまったりします。とはいえ、淹れたお茶があっという間に適温になってくれるので、淹れ直すのはさほど苦になりません。

 冬場は暖かい飲み物が欲しい。でも熱すぎると飲めないので置いているうちに冷めてしまうという猫舌党にオススメの猫舌専科タンブラー、テレワークのお供にいかがでしょうか。

製品名発売元価格
猫舌専科タンブラードウシシャ3205円(税込)