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AQUOS R3をカーナビにするとちょうどよかった話

【AQUOS R3】

 AQUOS R3のディスプレイは、かなり明るい方ではないでしょうか。手元に残っている以前使っていたスマートフォンなどと比べても格段に明るい。日差しの中で画面が見やすくなる「アウトドアビュー」なども備えております。ちょっとコントラストが強くなる感じでたしかに見やすくなるかも。さすが世界初の卓上電卓(液晶ディスプレイ)を生み出した会社でございます。

スマホを設置して見た図。撮影日は曇天だったが夕日の逆光の中でも他機より見やすかった

 日差しの中でも見やすいとなると、カーナビとしてもきっと使いやすいはず。最近はスマートフォンに駆逐されてしまったのか、ポータブルナビは市場が小さくなった模様。安価で手軽にナビを設置できる選択肢はスマホ・タブレットが最有力のようです。しかし数年前に比べると実用的なナビアプリが増えたので、Androidもナビとして随分使いやすくなったイメージ。

 試しにクルマに設置してしばらく使ってみたところ、割と良い感じです。走行中に見るのはよろしくありませんが、信号待ちなどでこの先のルートを知りたい時にチラ見しやすい。6インチと大きなディスプレイも相まって、逆光の中でもなかなか悪くない視認性。ステレオスピーカーで音量も割と大きいのでカーステレオと接続しなくても十分に案内も聞こえます。

 今ではレンタカーやカーシェアでもナビはほぼ標準装備でしょうが、事前に地点登録した場所に行きたいだとか、スマホナビ特有のネットワークを使った機能を利用したいとなるとやはり導入しやすいスマホナビが良いかもしれません。

 ところで、あまりの思いつきで突貫的にスマホを車載したため、スマートフォンをカーナビとして使う上ではやはり設置場所が重要なことに気が付きました。

 上図のようにメーターフード横にL字ステーで設置しましたが、貧弱なL字ステーではスマートフォンの重さを支えるには少々役不足でした。走行すると少々怖い。というかシートに着座するとハンドルに被って全く見えませんでした。

そこで、あまりいらないのではと感じていた1DINのカーステレオのディスプレイに強行着陸。

曲送りや再生・停止が一切できなくなってしまった。なぜ取り付ける前に気づかないのか

 写真上ではドライバーから遠く感じられますが、実際に見てみるとそんなことはなく見た目の印象よりは普通に使えます。しかし、デッキのボタンが押せなくなるという弊害に気づきあえなく撤収。

位置取り的にはベストなのですが……

 素直に車載ホルダーを買えば良いのかもしれませんが、スマホを載せていない時に目立ってイヤということでできるだけコンパクトな車載法を編み出したいところです。