みんなのケータイ
ベトナムに行ったら配車アプリ「Grab」は必須
【HUAWEI P30 Pro】
2019年5月29日 06:00
ゴールデンウィークにベトナム・ハノイに行ってきました。そのときに役立ったのが「Grab(グラブ)」というアプリです。
Grabは、シンガポールを本拠地とする配車サービスで、東南アジア8か国に広がっているようです。利用方法はアメリカで普及している「Uber」や「Lift」とほぼ同じ。アプリを起動して、乗車位置と目的地を指定し、配車を依頼します。迎えにくる車が決まったら、車種やドライバー、到着までの所要時間の目安がわかります。運賃も事前にわかります。僕は現金で支払いましたが、登録したクレジットカードで決済することもできるようです。
Grabの利用登録は、あらかじめ出発前に済ませていました。Facebookアカウントの認証だけで登録でき、そのあとで携帯電話番号を登録し、SMSで届いたアクティベーションコードを入力することで利用可能になったと記憶しています。
ガイドブックによると、ベトナムは、ぼったくりタクシーが多いようです。ハノイ空港に到着したときは、まだGrabの使い方がわからず、Grab専用の乗り場も見つからなかったため、一般のタクシーを利用しました。タクシーの客引きが次から次へと声をかけてきて、誰もがぼったくりに見えました(笑)。ネットの口コミ情報を参考に、安全そうなタクシーを見極め、これくらいならいいかな? と判断して乗ったタクシーの運賃は、空港からハノイ旧市街まで45万ドン(約2100円)でした。これが高いのかどうかはわかりません。しかし、帰国の際に、Grabを利用すると、ほぼ同じ距離で26万1000ドン(約1200円)でした。圧倒的に安いですよね。
筆者はベトナム語は話せません。英語もカタコト程度です。一般のタクシーに乗った場合は、ぼったくりを警戒しつつ、行き先をちゃんと伝えることにも骨を折ります。ですが、Grabなら、ドライバーとほとんど会話をしなくても、目的地に連れて行ってくれます。ドライバーを評価する制度があるからでしょうか、人当たりがよいドライバーばかりだったように思います。なお、乗車履歴はアプリで確認でき、登録したメールアドレスに領収書も届きます。
今回はパートナーと一緒の旅だったので車を利用しましたが、ベトナムのGrabはバイクタクシーも呼べます。バイクタクシーの場合、運賃は車の半額程度のようです。なお、シクロ(自転車タクシー)には対応していませんでした。
今回の旅では、海外版の「HUAWEI P30 Pro」を使いました。3月にファーウェイがフランス・パリで開催した発表会の際に、メディアに評価用として提供したサンプル機です。
P30 Proのカメラ、いいですよ。僕はP20 ProもMate 20 Proも使っていますが、センサーの変更によって、色味が落ち着いたように思います。AIによる補正によって、空がものすごく青くなったり、緑が極度に鮮やかになったりすることなく、本来に近い色で撮れるというか……。では、ベトナムで撮って、Instagramで好評だった写真をご覧ください。
ドコモが今夏発売予定のHUAWEI P30 Proの予約受付を停止し、発売に向けての雲行きが怪しくなってきましたが、P30 Proは旅のお供として最高のスマホだと思います。無事に発売されることを心待ちにしています。そして、いっそのこと、SIMフリーモデルもリリースしてくれないかなぁと、ひそかに期待しています。