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健康とイスは一生モノ! 価格性能比は二の次!?
配送日に箱のでかさを見て仰天!
「アーロン、プリーズ、イプシロン!」と聞いてこれがいったい何であるかわかる人はどのくらいおられるだろうか? かく言う筆者も、もちろん、ふた月前までなら「アーロンさん、どうかイプシロンして下さい!」だと思ったに違いない。これらは現代では有名なオフィスチェアの名前なのらしい。
イスの選択と健康、特に脊髄や腰の病気には明確な関係があるらしく、筆者も何人かの友人知人から、その両者の関係が緊密である事を教示された。いろいろな話を総合してみると、どうやらイスが重要なのではなく、机に向かって長い間、同じ体勢で仕事をする時の「姿勢」が重要のようだ。
人間は同じ姿勢を長く継続すると疲れが出るので、ゴソゴソと姿勢を変化させるものだ。国際線のエコノミークラスでニューヨークへ行ったことのある人なら、この感覚は身をもって感じたことだろう。そういう意味で、ビジネスクラスのシートは、ただピッチがワンサイズ大きいだけではなく、多少はこの辺りも考えられていると言える。
長時間の作業をサポートする近未来のイスは、本人が姿勢を頻繁に変えても、無理のない範囲でその姿勢をサポートしながら、体に悪い姿勢を取ろうとした時にはその姿勢をやんわり修正するような機能までもが必要とされるだろう。
2001年度のグッドデザイン金賞に輝く「イプシロン」は、10カ所近くの可動部とランバーサポートレバーで、座る人間の意志を優先させながらも姿勢をコントロールする優れモノだ。マリオ・ベリーニとクラウディオ・ベリーニ親子が考案・デザインし、スイスのビトラ社が発売する「イプシロン」は、よく考えられた新メカニズムと独特の新素材で、オフィスチェアの世界に新風を吹き込んだと言えるだろう。
価格は最低のモデルでも11万5000円もするが、同社が第二の皮膚と表現した、そのコントロールされたフレキシビリティは快適なホームオフィス環境を構築するには必須のアイテムだ。また、ほとんどの日本人の体格にジャストフィットするように細かな調整が可能だ。聞く所によると、スタパ斎藤さんは「アーロン」をご愛用とか……どこかに、「プリーズ」を愛用している著者がいれば、一度、イスに関する大ディスカッション大会でもやってみたいものだ。しかし、イスの選択によって、借金は大きく増えるが、書ける原稿量には、あまり関係が無いようだ。無念!
しかし、本体は意外とスリム
背中の部分は半透明の素材を使用している
品名
購入価格
購入場所
イプシロン
11万5000円
株式会社インターオフィス
・ 株式会社インターオフィス
http://www.interoffice.co.jp/
(ゼロ・ハリ)
2002/02/27 11:42
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ケータイWatch編集部
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