本日の一品捨てずに繰り返し使えるたまご型の除湿剤「湿気トリのたまご」

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捨てずに繰り返し使えるたまご型の除湿剤「湿気トリのたまご」

「湿気トリのたまご」。使い捨てずにすむ点はありがたい

箱から取り出したばかりのスタンドとたまご本体。たまごの表面はキメ細やかですべすべ。陶器のような肌とはまさにこのこと

　さすがに梅雨に突入しただけあって、雨が多いと感じるこのごろ。雨といえば湿気。湿気といえば除湿。除湿といえば除湿剤！　直接雨にぬれることも多い靴を収納す下駄箱には欠かせないアイテムだ。放っておくと大事な靴がカビだらけになってしまうから恐ろしい。

　というわけで、今回ご紹介するのは「除湿剤」なわけだが、除湿剤といえば、使い捨ての粒状の塩化カルシウム入りプラスチック容器が思い浮かぶだろう。タプタプと水がたまったら廃棄し、新しい容器を設置するアレだ。しかしご紹介する「湿気トリのたまご」は見た目も使い方も異なる。

　「湿気トリのたまご」は、本体を電子レンジで乾かすことで、繰り返し利用できる除湿剤である。白いたまご型の容器はセラミックでできており、中身は食品の乾燥剤としておなじみの「シリカゲル」がたっぷり入っている。

　電子レンジで乾燥させた直後に青い台に設置すると、スタンドの両サイドについている「湿気サイン」が青く変化する。湿気を吸って機能低下すると、ピンク色に変化して知らせてくれる。機能が低下したら、電子レンジの解凍モードで約10分間温めると、再び湿気を吸い取るようになるのだ。

　吸収する水分は約60～80ml。実際に拙宅の下駄箱においてみたところ、335gだったたまごが、気がついたら403gになっていた。68mlの水分を吸ってくれたようだ。3個セットで販売されている使い捨ての除湿剤が数百mlも吸収することに比べたらかなり少ないと感じるが、ポイントはその見た目にある。インテリアとして置いておける点がGOODなのだ。要望をあげるとすれば、たまごらしい扱いを想定したボックス――たとえば小さな卵が4つほど産み落とされている鳥の巣－などにデザインされていると、よりインテリア性が高まっていいのではないだろうか。

　それにしても、冬は暖房の影響で乾燥するといって加湿し、梅雨時は雨で湿気が多くて困るといって除湿に励み、夏はまた冷房のせいで乾燥すると文句をいうニンゲンとは、つくづくわがままだ。でもカビは困るしね！


サイズは133×113×113mm。高さ133mm、幅113mm、奥行113mm。見てるだけで「コレ、目玉焼きにしたら3人分くらいありそう……」などという妄想に駆られてしまう可能性があるため、空腹時に見ないほうがいいかも？	たまごの底についた蓋を開けると、中にはシリカゲルが詰まっている


使う前に電子レンジで加熱して乾燥させる。解凍モード10分でもかなり熱くなるため、取り扱いには注意しよう	乾燥させたたまごをセットする。「湿気サイン」がなかなか青くならないときは、ドライヤーを軽く当てるとよい


クラシカルな下駄箱においてみた	約1ヵ月後、はっきりとピンク色に変化していた。重量は68gの増加

商品名発売元

湿気トリのたまごアイアン

【PR】Amazon.co.jpで購入

■ ＵＲＬ
　アイアン
　 http://www.iron.co.jp/

（すずまり）
2008/06/17 10:59

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