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ドコモ、携帯を活用した法人向け健康管理サポートサービス
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NTTドコモは、健康に関連するサービスなどを展開する企業・自治体向けの新サービス「ウェルネスサポート」を6月1日より提供する。
「ウェルネスサポート」は、体組成計などで測定したデータや携帯電話の歩数計データなどをサーバーに集約できるサービス。導入企業・自治体では、「ウェルネスサポート」を利用することで、従来よりも効率的かつ効果的に、健康増進サービスや生活習慣病の改善指導・食事指導ができるようになる。
同社では、2009年秋からFeliCa対応の各種健康機器の発売が予定されているとして、対応する携帯電話を拡大し、身体にかかわるデータ(バイタルデータ)の取得・送信がさらに簡便になるとしている。
料金は、初期費用が23万1000円で、月額費用が利用ID数に応じてかかり、1IDにつき100円~250円程度になる見込み。4000IDで月額105円になるという。
現時点では、ドコモから個人ユーザーへ直接サービスする予定はない。個人向けサービスは「ウェルネスサポート」導入企業から提供される見込みで、旭化成ライフサポートの栄養指導サービス「げんき!食卓」やNTTレゾナントの「gooからだログ」が6月より、NTTアイティの生活習慣改善サポートサービス「ヘルスダイアリー」などが7月より提供される。これらのサービス以外にもオムロンヘルスケアやコナミスポーツ&ライフ、タニタヘルスリンク、ダブリューエム、ベストライフプロモーション、ウイングスタイル・カシオ情報機器、NECモバイリングから各種サービスが提供される。
■ FeliCa対応の健康機器も
対応機器は、オムロンヘルスケアの体組成計「カラダスキャン HBF-363IT」やタニタの体組成計「インナースキャン BC-501」、上腕式デジタル血圧計「BP-300」。「カラダスキャン」と連携できる携帯電話は、SH905iやSH906i、SH-01A、N906i、N-04Aなどで、タニタ製品と連携できるのはらくらくホンVとなる。また歩数計内蔵の携帯電話では、らくらくホンVやF906iやF-01Aなどが利用できる。今後発売予定のF-08A、F-09Aの活動量計も利用できるようになる予定。
今秋発売予定のFeliCa対応健康機器として、エー・アンド・デイの「全自動身長体重計 AD-6228」「全自動血圧計 TM-2655」、オムロンヘルスケアの「全自動血圧計<健太郎アドバンス> BP-203RVIIB/BP-203RVIIC」、タニタの「マルチ周波数体組成計 MC-190」、ユーエスシーの「FeliCaリーダライタ」が登場する。FeliCa対応健康機器を使った計測では、最初は専用アプリを携帯電話にダウンロードして初期設定を行い、2回目以降は携帯電話を健康機器のFeliCaリーダーライター部分に置いて、体重などを測定すると、専用アプリ経由で自動的にバイタルデータがサーバーへ送信される。
専用アプリは「ウェルネスアプリ」と名付けられ、「ウェルネスサポート」導入企業は新規アプリの開発を行う手間や機種変更コストを省けるようになる。アプリでは最大3カ月分のデータを閲覧でき、写真撮影・送信などが可能となっている。
■ URL
ニュースリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/090527_00.html
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(関口 聖)
2009/05/27 16:01
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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