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「EM・ONE α」は、HSDPA方式による下り最大3.6Mbpsのデータ通信が可能なシャープ製PDA端末。ハードウェアは「EM・ONE」と同じもので、画面を上と左にスライドできるデュアル・スライド機構を採用している。CPUはMarvell製のPXA270 520MHz、フラッシュメモリは512MB（ユーザー領域約390MB）を搭載。ディスプレイは4.1インチ、ワイドVGA（800×480ドット）、6万5,536色表示のASV液晶（バックライト付き）で、有効画素数131万画素のCMOSカメラなどを装備する。 大きく変更されたのは、OSにWindows Mobile 6 Classic日本語版を採用した点。新OSをサポートしたことで、Windows Liveやリモート デスクトップ機能、HTMLメール、Office 2007、miniSDカードの暗号化保存などに対応する。 また、プリセットされているアプリケーションにも若干の変更がある。カメラ機能には、名刺を読み取り機能「名刺リーダー」を用意。ワンセグの地域局もプリセットされ、メールソフト「SHメール」がGmail（SSL）に対応する。さらに、従来ユーザー自身でダウンロードしなければならなかったバックアップソフトがプリセットとなるほか、マルチメディア機能などへのショートカットが用意される。 大きさは約140.0×70.0×18.9mm、重さは約250g。駆動時間は約4時間となる。なお、新端末の発売によって「EM・ONE」の販売は終了する。 ■ EM・ONEユーザーのアップグレードが可能 イー・モバイルでは、「EM・ONE」ユーザーに対し、10月上旬にもWindows Mobile 6 Classic日本語版へのアップグレードを案内する予定。アップグレードはイー・モバイルへの郵送で実施される見込みで、申し込み方法や費用については10月上旬に案内される。
■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.emobile.jp/cgi-bin/press.cgi?id=488 製品情報（イー・モバイル） http://emobile.jp/products/sh/s01sh2/ 製品情報（シャープ） http://www.sharp.co.jp/em/s01sh/ ■ 関連記事 ・ デュアルスライド機構のWindows Mobile端末「EM・ONE」 ・ 最強スペックのPDA端末の実力をレポート ・ “携帯できるブロードバンド端末”の開発背景を聞く （津田 啓夢） 2007/09/20 17:03 | ||||||
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