同社のSandgateシリーズは、携帯電話の形をした端末でさまざまな開発が行なえる開発プラットフォーム。624MHzで動作するマーベル製の最新CPU「PX310」が搭載されるほか、通信方式ではウィルコムのW-SIMと無線LANがサポートされ、OSはWindows Embedded CE 6.0とLinuxが選択できる。搭載メモリは容量が拡大されたほか、USBホスト機能、3軸加速度センサー、地磁気センサーなども搭載される。
発表会には、ゲストとしてマイクロソフト モバイル&エンベデッドデバイス本部 本部長の梅田 成二氏が登壇した。同氏は「Windows Embedded CE 6.0が出荷されてからは、これまでにない新しい領域で適用が進んでいる。パソコンでかなりの段階まで開発できるのが特徴で、大人数で短期間に作ることも可能」と語り、Windows Embedded CE 6.0の特徴や開発期間の短縮が可能になる点を紹介した。