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【 2009/06/26 】
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携帯フィルタリング利用率は小学生で57.7%、総務省調査
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カシオ、携帯での閲覧にも対応した画像変換ソフト
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アドプラス、iPhone 3G向けコンバージョンレンズ
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W-SIM対応端末の開発を支援するLinux OS搭載PHS端末
Sandgate WP
ソフィアシステムズは、Linux OSを搭載した「W-SIM(ウィルコムシム)」対応製品を開発するためのリファレンスモデル「Sandgate WP(Sandgate W-SIM Phone)」を開発した。価格は未定だが、発売は8月の予定。
「Sandgate WP」は、ウィルコムのPHS通信モジュール「W-SIM」に対応したLinux OS搭載の端末開発プラットフォーム。ストレートタイプの音声端末型の形状となっており、メーカーがW-SIM対応製品を開発する上での踏み台となるほか、企業内で使用するオリジナル端末の開発といった用途にも利用できる。また、個人での購入希望への対応は検討中とのこと。
端末の主なスペックは、CPUがインテルPXA270 416MHz、SDRAMが64MB、Flashメモリが128MB、1.3メガピクセルのCCDカメラを搭載し、USBのMiniB端子、miniSDカードスロットなどを装備。赤外線通信やBluetoothに対応するなど、PHS端末としては非常に豪華な仕様となっている。ディスプレイは、2.2インチ、QVGAサイズのTFT液晶となる。
また、富士通ソフトウェアテクノロジーズがLinux OS用のソフト開発プラットフォームを開発、端末に実装される。ミドルウェアについても各社から評価サンプルが提供される。アプリケーション開発とハードの開発を並行して行なう場合、端末とJTAGエミュレータ「EJ-Debug」を組み合わせて利用できる。端末底面部のバッテリー部には、拡張ポートなども用意されている。
大きさは145×48×22mmで、重さが110g。同製品は、6月28日から東京ビッグサイトで開催される「組込みシステム開発技術展」でデモ展示される。
ボタン部
側面部にminiSDカードスロット
もう一方に側面部にW-SIM
カードは押し込むと脱着できる
底面部にカメラと赤外線ポート
バッテリー部に拡張ポートがある
一般的なストレート型携帯電話より少し大きい印象だ
メニュー画面
設定画面
メール画面
起動時には、Linux開発者にお馴染みのペンギンも
【お詫びと訂正】
記事初出時、「個人でも購入可能」と記載していましたが、正しくは「個人での購入希望への対応は検討中」とのことです。お詫びして訂正いたします。
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URL
ニュースリリース(ソフィアシステムズ)
http://www.sophia-systems.co.jp/ice/press/2006-06-26.html
ニュースリリース(富士通ソフトウェアテクノロジーズ)
http://jp.fujitsu.com/group/fst/release/2006/0626.html
ソフィアシステムズ
http://www.sophia-systems.co.jp/
富士通ソフトウェアテクノロジーズ
http://jp.fujitsu.com/group/fst/
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(津田 啓夢)
2006/06/26 12:22
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