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同氏からは、今年11月にBluetooth機器の世界における出荷台数が11億台を達成したことなど、近況が報告された。また、2005年の出荷台数が3億2,800万台だったのに対し、2006年は5億台に達する見込みで、成長市場であることをアピールした。Bluetooth SIGでは、2010年に対応機器出荷台数20億台を目指し、積極的に展開していくという。 このほか、高速無線通信規格として進められているUltra Wide Band（UWB）との連携についてもあらためて言及し、2008年には100Mbpsの高速転送といった新たなBluetoothの展開も予定していると述べた。 また、日本を含むアジア太平洋地域でのBlueoothの普及を加速させたいSIGでは、新任マーケティング・ディレクターに就任したばかりのリンダ・ホー氏を紹介。さらに、日本市場へ注力するための具体策として、日本専任のテクニカル・マーケティング・マネージャに本保孝治氏が就いたことを発表した。これまで、国内メーカーがBluetooth機器を開発する場合、不明な点などを海外へ問い合せなければならなかった。日本専任スタッフの常駐により、開発側の障壁を少しでも取り払いたい考えだ。
■ ＵＲＬ Bluetoothについて http://japanese.bluetooth.com/bluetooth/ ■ 関連記事 ・ ダイジェストニュース：業界動向 ・ ダイジェストニュース：業界動向 ・ Bluetooth製品、使える機能をアイコン表示 ・ Bluetooth SIG、医療・健康器具向け新プロファイル ・ Bluetooth SIG、UWBを統合し高速化を実現 ・ Bluetooth SIGシュナイダー氏、今後の展開を語る （津田 啓夢） 2006/12/08 17:56 | ||||||||||||||
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