Bluetooth SIGは、Bluetoothを医療や健康器具で導入するためのワーキング・グループ「Bluetooth SIGメディカル・デバイス・ワーキング・グループ」を設立した。
新グループでは、医療や健康器具に対応するBluetoothプロファイル「メディカル・デバイス・プロファイル」の作成・承認を行なう。新プロファイルは2007年上半期中に発表される予定。ワーキング・グループには、IBMやインテル、モトローラ、フィリップスのほか、医療・健康機器メーカーのノーニン・メディカル、ウェルチ・アレンなど19社が参加する。
体重計や血圧計、エクササイズマシンなどにBluetoothの新企画が導入されることで、携帯電話やパソコンを使って個人の健康管理などが容易に行なえるとしている。グループでは今後、医療、ヘルスケア、フィットネス分野でBluetoothの普及拡大を目指していく。
なお、Bluetooth SIGでは、新プロファイルの発表時期に大容量・高速な新技術を発表する予定で、メディカル・デバイス・プロファイルはこちらもサポートする見込み。
■ URL
ニュースリリース(英文)
http://www.bluetooth.com/Bluetooth/Press/SIG/ BLUETOOTH_SIG_AIMS_TO_IMPROVE_HEALTHCARE _EXPERIENCE_THROUGH_INTEROPERABILITY.htm
(津田 啓夢)
2006/05/24 18:13
|