ソフトバンクモバイルは、HSDPA対応で、OSにWindows Mobile 5.0を採用したHTC製スマートフォン「X01HT」を10月14日に発売する。
「X01HT」は、Windows Mobile 5.0を採用したスマートフォン。W-CDMA方式およびGSM(900/1800/1900MHz)に対応する。スライド式ボディにQWERTY配列のフルキーボードを搭載し、PDA端末のようにタッチパネルでの操作も可能となっている。
高速通信方式であるHSDPAに対応し、ボーダフォンの新通信サービス「3Gハイスピード」で、下り最大1.8Mbpsのデータ通信が行なえる。Windows Mobileとなるため、Internet Explorerのモバイル版でパソコン向けWebサイトも閲覧できる。パケット通信は定額オプションサービス「デュアルパケット定額」が適応されるが、「X01HT」向けに「デュアルパケット定額」の利用料が改定され、「X01HT」でネット接続した場合の月額上限額は10,290円となる。2007年1月まではキャンペーンとして、定額プランの月額上限5,985円が適用される。
また、無線LAN(IEEE802.11b/g)やBluetooth、赤外線通信、miniUSBといった外部インターフェイスも搭載。カメラは200万画素CMOSカメラ、2.8インチ、240×320ドット、65,536色表示のTFT液晶を装備し、microSDカード(最大1GB)に対応する。OutlookやWord、Excel、PowerPoint、Windows Media Player 10などのモバイル版やPDF Viewerが利用できる。国際ローミングやテレビ電話機能「TVコール」もサポートする。
セキュリティ機能として、BBソフトサービスのWindows Mobile向けセキュリティサービス「ケータイセキュリティ」を用意。トレンドマイクロの「ウイルスバスター モバイルセキュリティ」とシマンテックの「Symantec AntiVirus for Handhelds」のいずれかが利用できる。お気に入りにプリセットされたURLからユーザー自身でダウンロードする形となり、通常は月額315円で利用できる。ただし、2007年3月31日まではキャンペーン期間として無償で利用できる。
W-CDMA網での待受時間は約250時間(画面オフ時)で、通話時間は約240分。大きさは約58×112.5×21.95mmで、重さが約176g。ボディカラーはブラックのみ。
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X01HT
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操作キー部分に「SoftBank」のロゴ
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フルキーボードを搭載
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側面部に電源ボタンやカメラのシャッターボタン
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端末下部には赤外線通信ポートやminiUSBポート、側面部にはmicroSDカードスロットなど
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背面部に2メガカメラ
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キーボードやスタイラスで各操作が行なえる
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背面部のバッテリーパックを外す
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X01HTではブロードバンド事業を展開するソフトバンクの強みが活かしやすいという
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3G網だけでなく、無線LANや固定網などさまざまな通信手段が利用できる
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X01HTのポジショニング
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セールスポイント
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従来の携帯電話との違い
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セキュリティ機能を提供
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■ スーパーボーナス加入が条件で価格は30,000円弱
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ソフトバンクモバイルの栗坂氏
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ソフトバンクの村越氏
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11日、端末の発売のアナウンスとともに、ソフトバンクモバイル、HTC Nippon、マイクロソフトの3社合同で「X01HT」の説明会が開催された。
HTC社製のスマートフォンは、NTTドコモが「hTc Z」の名称で法人向けを中心に発売している。今回のX01HTはHSDPAに対応しており、この点がドコモ向けの端末とは異なる。基本的なスペックはハードウェア・ソフトウェアの両面でhTc Zと大差はない。
また、hTc Zでは、HTC社のメーカーブランドとして端末が提供されたが、X01HTは通常の携帯電話と同様にソフトバンクブランドで提供される。3Gの通信機能だけでなく、無線LANやBluetoothなど、ほかの通信手段も用意されてはいるが、ソフトバンクのSIMカードを装着しなければ端末は利用できない仕様となっている。
端末の価格はオープンプライスとなるが、発表会の席では「30,000円弱」との価格が示された。割賦払い方式の「スーパーボーナス」が適用されるため、30,000円弱の価格からさらに10,000円値引きされた価格で提供されることになる。なお、スーパーボーナスは2年契約縛りとなり、途中で機種変更する場合には残りの残金を返済していかなければならない。新規契約の場合の支払いは月々2,280円となる。
端末のターゲットとなるのはビジネスユーザーで、法人ユーザーだけでなく、自分で購入したデバイスを仕事で使うユーザーも含まれる。
発表会で挨拶を行なったソフトバンクモバイルのマーケティング・コミュニケーション統括部長 栗坂達郎氏は、「ボーダフォンからソフトバンクとなって、いよいよ本格的にスタートする。9月末に13機種54色を発表し、社長(孫正義氏)は隠し球2機種についても発表してしまった。それだけのいきごみを感じ取って欲しい」とコメントした。
また、同社MD統括部長の村越正之氏は、「スマートフォンを投入するのは今回初X01HTは、パソコンの使いやすさと豊富な情報、高速なインターネットを併せ持った端末」と述べた。
なお、Windows Moile端末となるため、法人ソリューションとの連携も魅力の1つとなる。ソフトバンクでは、ソフトバンクテレコム(旧日本テレコム)の固定網と連携したサービスなどを展開する予定。
さらに、マイクロソフトのExchange Serverを導入することで、メールのダイレクトプッシュなどさまざまな機能が利用できる。ダイレクトプッシュ機能とは、サーバーにメールが届くと自動的に端末にダウンロードする機能のこと。一般的な携帯電話で当たり前の機能となっているが、従来のPDA端末はサーバーにメールが届いているかユーザーが確認しにいかなけらばならなかった。ただし、Exchange Serverとの連携は、X01HTの発売時には提供されない。ソフトバンクモバイルでは、年内か年明け頃の提供を予定しているという。
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電源を入れるとソフトバンクのロゴを表示
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続いてWindows Mobileのロゴ
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メニュー画面
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3G網で接続
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ケータイ Watchを表示
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スライドさせると横向き表示
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通話画面
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横画面で表示
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テレビ電話機能。代替画像も表示可能
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■ URL
プレスリリース(PDF形式)
http://broadband.mb.softbank.jp/corporate/release/pdf/20061011j.pdf
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(関口 聖, 津田 啓夢)
2006/10/11 13:32
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