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東京放送（TBS）と松下電器産業は、ワンセグの番組と連動したデータ放送を試行すると発表した。 両社は、4月10日に放送が開始される新番組「特命！刑事どん亀」と連動したデータ放送サービスを試行提供する。データ放送では、番組のこれまでのあらすじやキャストなどに加えて、特別メニューが用意される。この特別メニューからTBSと松下が運営する携帯電話向けサイトにアクセス可能で、両社はゲームやクイズなどを提供していく。また、ワンセグのデータ放送からアクセスしたユーザーには、視聴特典なども用意される。 今回の試みによって、データ放送向けのインターフェイスや、利用時間軸が異なる放送と通信サービスの連携についても検証される予定だ。 TBSは、昨年9月、三井物産とともにワンセグに向けた合弁会社を設立。1.7GHz帯に新規参入するイー・アクセス傘下のイー・モバイルにも100億円を出資している。 このほか、ワンセグ放送の開始に伴い、放送事業者と通信事業者の双方が急接近している。NTTドコモは、今年1月にフジテレビが保有する自己株式を約207億円で取得。KDDIも、テレビ朝日とともにワンセグのビジネスモデルの検証を行なっている状況だ。 ■ ＵＲＬ TBS http://www.tbs.co.jp/ 松下電器産業 http://panasonic.co.jp/ 「特命！刑事どん亀」Webサイト http://www.tbs.co.jp/dongame/ ■ 関連記事 ・ TBSと三井物産、携帯向け地デジ放送に向けた合弁会社 ・ TBS、イー・モバイルに100億円出資へ ・ ドコモ、フジテレビ株77,000株取得 ・ KDDIとテレビ朝日、ワンセグでビジネスモデルを共同検証 （津田 啓夢） 2006/04/07 12:07 | ||||||
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