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米国第2位の携帯電話事業者Cingular Wirelessは、米国第3位の携帯電話事業者AT&T Wirelessを買収することで合意したと発表した。買収金額はおよそ410億ドル。 AT&T Wirelessの身売りは、今年に入ってからNTTドコモや英Vodafoneなどを巻き込み話題となっていたが、最終的にはCingularが買収することに決まった。買収は今年後半にも完了する見通しで、両社では、GSM方式のネットワークをベースに、GPRS、EDGE、UMTSといった通信方式を順次導入していく方針。 なお、今回の買収劇に関して、16％のAT&T Wireless株を保有するドコモは、もし全株を売却するとすれば6,800億円を手に入れることになる。ドコモ広報では「全株式を売却することになる可能性は高いが、現時点ではまだ確定事項ではない」としている。 ■ ＵＲＬ ニュースリリース（Cingular、英文） http://www.cingular.com/about/latest_news/04_02_17 ニュースリリース（AT&T Wireless、英文） http://www.attwireless.com/press/releases/2004_releases/021704.jhtml ニュースリリース（NTTドコモ） http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/04/whatnew0217.html ニュースリリース（英Vodafone、英文） http://www.vodafone.com/article_with_thumbnail/0,3038,CATEGORY_ID%253D201%2526LANGUAGE_ID%253D0%2526CONTENT_ID%253D215094,00.html ■ 関連記事 ・ ドコモ、AT&T Wirelessに490億円の追加出資 ・ ドコモと米AT&T Wireless、W-CDMA方式の3Gサービスに向け合意 ・ ドコモ、AT&T WirelessにW-CDMA方式の試験サービスで技術支援 ・ ドコモ、「事前通知権」を留保しAT&T Wireless買収に乗り出し （湯野 康隆） 2004/02/18 12:21 | ||||||
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