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NTTドコモと米AT&T Wireless Servicesは、2004年12月末日までに全米4大都市においてW-CDMA方式による3Gサービスを開始することで合意に達したことを明らかにした。2000年12月に締結した投資契約で定められた3Gサービスの導入時期や市場規模が見直されている。 両社は、2000年12月に締結した投資契約書において、2004年6月までに米上位50市場のうち13市場でW-CDMA方式による3Gサービスを導入すると定めていた。今回の発表により該当条項が見直され、2004年12月末日までにサンフランシスコ、シアトル、ダラス、サンディエゴの4都市で、W-CDMA方式による3Gサービスが開始されることになる。ドコモでは見直しによる導入時期の先延ばし、および市場規模縮小の理由を「人口密集地域にターゲットを絞った方が投資効率が良いと両社が判断した為」としている。 AT&T Wirelessでは、3Gサービス導入に向けて取締役会のもとに技術委員会を設置。ドコモと共同で3Gサービスの具体的計画を検討していくという。また、両社の協力関係を強固にするため、ドコモから2人目の取締役を派遣して戦略的課題に関して情報共有を図っていくとしている。 NTTドコモでは、「AT&T Wirelessの件は今回スタートしたばかり」としており、FOMA端末との3Gローミングについては「検討課題」とするに留まっている。導入される端末に関しても具体的な話は無いという。また、現時点でAT&Tに投資を行なうといった話はないとしている。 ・ ニュースリリース http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/02/whatnew1226b.html （津田 啓夢） 2002/12/26 20:48 | ||||||
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