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KDDIは、法人向け直収サービス「KDDIダイレクトライン」で、8月1日から各通信事業者の携帯電話への通話料を値下げすると発表した。 「KDDIダイレクトライン」は、法人ユーザー構内からNTT基地局までKDDIが電話回線を直接収容する固定電話向け直収サービス。携帯電話への通話料は従来、携帯電話の各事業者が料金を設定していたが、今回の料金改定は、固定電話事業者側に料金設定権があるとする2003年6月の総務省裁定を受けて実施される。 具体的には、現行平日昼間3分で70～120円に設定されていた各社携帯電話への通話料が、全国・全時間帯一律で3分60円になる。なお、課金単位は30秒で10円ずつ課金される。すでに同サービスを利用しているユーザーは、特に申し込みなど不要で改訂後の料金が適用される。 KDDIによれば、「改訂後の料金は、競合する他社の動向もにらんで決定した。いずれは一般ユーザー向けにも同様のサービスを実施していく方針」だという。ただし、一般ユーザー向けサービスの料金などは、「現時点では未定」としている。 ■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.kddi.com/corporate/news_release/2003/0724/ ■ 関連記事 ・ KDDIなど新電電5社、NTT接続料改定認可の取消しを求める行政訴訟 ・ ドコモ、固定発携帯着の中継接続条件などを15日より公開 ・ au、携帯・固定間の通話料割引サービスの新規受付を停止 ・ 平成電電、携帯と1分16.5円で通話できる直収サービス受付開始 ・ 総務省、選択中継方式導入後の固定発携帯着料金設定の方針を公表 （鷹木 創） 2003/07/24 16:34 | ||||||
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