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平成電電、携帯と1分16.5円で通話できる直収サービス受付開始

 平成電電は、携帯電話と1分16.5円で通話できる直収サービス「平成電話」の提供を7月15日開始する。これに合わせて同社では、申し込みの受け付けを開始した。

 「平成電話」は、ユーザー宅からNTT基地局まで平成電電が電話回線を直接収容する固定電話向け直収サービス。直収線にはNTTが他事業者向けに開放している電話回線網・ドライカッパーを利用しており、プッシュホンやキャッチホン、着信自動転送、番号通知などNTTと同様のサービスも提供される。なお、NTTへ支払う基本料は不要。

 提供エリアは、宮城、長野、茨城、栃木、埼玉、千葉、東京、富山、石川、岐阜、三重、奈良、大阪、兵庫、福岡、長崎、鹿児島など17都道府県の278局舎。2003年末までには47都道府県1,934局舎での提供を予定している。

 料金プランとして、1回線から申し込める「料金プランA」と10回線以上から申し込める「料金プランB」を用意。いずれも個人・法人向けに用意されており、基本料金は「料金プランA」「料金プランB」ともに共通で、個人向けアナログが月額1,800円、法人向けアナログが2,400円。ただし「料金プランB」を申し込む際には、別途料金1,000円が必要になる。NTTのINS64・INS1500に相当するサービスも提供される。

 通話料は「料金プランA」が、携帯電話着で1分16.5円(3分49.5円)、他社固定電話や平成電電マイラインサービスの固定電話着で3分6.8円、「平成電話」同士で3分4.5円。一方の「料金プランB」では、携帯電話着で30秒10円(3分60円)、他社固定電話や平成電電マイラインサービスの固定電話着で1分3円、「平成電話」同士で1分2円となっている。このほか、同サービス加入者同士で指定した電話番号5つまで定額で通話できる「かけ放題プラン」が用意されている。こちらは1契約者につき個人300円、法人500円が別途必要になる。

 同社では「PHSへの発信も安価になるが、料金の詳細についてはまだ決まっていない」としている。

 従来直収サービスでは、電話番号が変更される場合があったが「平成電話」では番号ポータビリティを実現。1つの番号ごとに初期費用1,500円が必要になるが、現在使用している電話番号のまま「平成電話」を利用できる。この番号ポータビリティは携帯電話への番号通知にも対応している。また、新規に固定電話を引き込む場合でも、通常NTTに支払う施設設置負担金が不要。ただし、ADSLサービスを利用する場合は平成電電の「電光石火」のみ利用可能となっている。



URL
  ニュースリリース(PDF形式)
  http://www.hdd.co.jp/news/news20030630.pdf
  平成電電
  http://www.hdd.co.jp/

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(鷹木 創)
2003/07/01 18:23

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