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NTTドコモは、固定発携帯着の通信に選択中継接続を導入するべきとの総務省の方針を受け、同社ネットワークへ接続するための前提条件などを15日より同社Webサイトで公開する。 固定電話から携帯電話への通話に関しては、その料金設定権が問題となり、総務省が研究会を催しており、通話料設定の明確化をはかることもあって、6月末には同省の方針として固定電話から発信するユーザーが自由に料金を選べるように電話番号の前に事業者番号を付ける選択中継方式を導入することとなった。 今回公開されるのは、NTTドコモのネットワークへ接続するための前提条件や約款などで、協議スケジュールもあわせて公開される。同社によれば、接続を希望する事業者との協議、手続きを踏まえて2003年度終わりから2004年度早々にも選択中継接続を開始する予定。個別の事業者ごとに別々のスケジュールで開始されるのではなく、全事業者一斉に提供する。 なおドコモ網の料金は、音声通話が36秒で10円（3分50円）、64kbpsデータ通信が20秒で10円（3分90円）とされており、この料金に中継接続事業者とNTT東西の料金を加算したものが固定電話から携帯電話への通話料金になる。ただし、中継事業者を選ばずに、これまで同様携帯電話番号だけで発信した場合は、NTTドコモが設定した料金となる。 ■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/03/whatnew0714.html NTTドコモグループ 相互接続情報（中継接続関連は15日より提供） http://www.nttdocomo.co.jp/corporate/setsuzoku/ ■ 関連記事 ・ 総務省、選択中継方式導入後の固定発携帯着料金設定の方針を公表 （関口 聖） 2003/07/14 16:51 | ||||||
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