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Ｊ-フォンは、今年６月より実施していた3Gの試験サービスを12月18日に終了する。これにともなって、モニターには貸与品の返却先などの関係書類が送付される。返却期間は11月25日～12月26日。 今回の試験サービスは、W-CDMA方式による第３世代携帯電話を使用したもので、対象となる国道16号線の内の首都圏（１都３県92市区町村）のモニターへ貸与されている。対応端末は、NEC製の「J-N001」と三洋製の「J-SA001」で、ともに折りたたみタイプの端末となる。なお「J-SA001」には、正面・背面の両側にカメラが搭載されている。 提供されているサービスは、音声通話やデータ通信サービス、GSM圏での国際ローミングサービスなど。データ通信サービスは、パケット通信方式と回線交換方式の２通りが利用できるが、通信速度はいずれも64kbpsとなる。 なおJ-フォンは、本サービスの施行時期についてはコメントしていないものの、今年９月に総務省に3Gの包括免許を申請しており、電波監理審議会から適当とする答申を得ている。この答申によって、関東及び信越総合通信局以外の各総合通信局、および沖縄総合通信事務所における所要手続が終わり次第免許が付与される。総務省の発表によれば、無線局の運用開始は12月29日からとなっている。 ・ Ｊ-フォン3G試験サービスの終了のお知らせ http://www.j-phone.com/h/information/monitor/index.htm ・ J-フォン、3G試験サービスのモニターを22日から募集 ・ J-フォンが3G試験サービス開始、対応端末はモニターに順次貸与 ・ 総務省、J-フォン3G端末の全国展開における包括免許を付与 ・ J-フォン J-N001（3G試験サービス用） （津田 啓夢） 2002/11/21 19:11 | ||||||
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