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J-フォン、3G試験サービスのモニターを22日から募集
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J-N001
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J-フォンは、6月末から開始する第3世代携帯電話の試験サービスのモニター募集を5月22日から開始すると発表した。募集者数は個人・法人あわせて約1000契約とされており、同日午前9時30分から6月4日午後18時まで、同社のWebサイトから申し込みを受け付ける。
試験サービスは、W-CDMA方式による第3世代携帯電話を使用したもので、6月30日から12月まで提供される予定となっている。対象エリアは、東京23区、横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市など、首都圏の1都3県92市区町(国道16号線内)。
提供されるサービスの内容は、音声通話サービスおよびオプションサービス(留守番電話、転送電話、ナンバーブロック)、データ通信サービス、GSM圏での国際ローミングサービスとなっており、今回の試験サービスではメールやウェブなどのJ-スカイ関連の各種サービスは利用できない。データ通信については、パケット通信方式と回線交換方式の2通りのサービスが提供されるが、通信速度はいずれも64kbpsとなっている。
モニターが負担する料金は通信料のみとなっており、音声通話が1分26円(最初の30秒は13円)、回線交換方式によるデータ通信料が1分46円(最初の30秒は23円)、パケット通信料が1パケット0.05円。ただし、J-フォンアクセスインターネット利用時については、回線交換方式によるデータ通信料が1分68円(最初の30秒は34円)、パケット通信料が1パケット0.08円となる。
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J-SA001
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対応端末は、NEC製の「J-N001」と三洋製の「J-SA001」の2機種が用意される。モニターにはこれらの端末が無償で貸与され、試験サービス終了後にはJ-フォンに返却する。
いずれも形状は折りたたみタイプで、両機種ともにディスプレイの大きさは2.2インチ。J-N001は6万5536色(方式は不明)、J-SA001は26万色(TFT液晶)の表示が可能となっているが、その他機能の詳細は明らかにされていない。J-N001の大きさは103×55×22mm、重さは108g。J-SA001の大きさは99×50×29mm、重さは120g。
J-SA001については、背面に1インチ6万5536色表示(STN液晶)を搭載するほか、正面・背面の両側にモバイルカメラを装備している。これらのカメラはテレビ電話用に装備されているものと見られるが、試験サービスではこうしたサービスは提供されず、またJ-スカイ関連のサービスも提供されないため、撮影した画像を本体に保存して楽しむ程度の使い方になる。
なお、国際ローミングサービスの対象エリアや利用料については、後日改めてモニターに告知される予定。
・ ニュースリリース
http://www.j-phone.com/h/from/topics/20520.html
・ J-フォン
http://www.j-phone.com/
・ J-フォンが3Gサービスの開始を再延期、試験サービスは6月末から
(湯野 康隆)
2002/05/20 17:02
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