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ガートナー調査、第2四半期国内の携帯販売に回復の兆し
ガートナー ジャパンのデータクエスト部門は、2002年の第2四半期の日本における携帯電話のエンド・ユーザー向け販売台数が、前年同期比の9.9%減の996.1万台であったとする調査レポートを発表した。
今回発表された調査結果によると、依然として前年割れとなっているものの、2002年第1四半期のマイナス22%と比較すると第2四半期で減少幅は大きく改善されており、携帯電話市場が回復の兆しをみせているという。また、第1四半期と比較すると第2四半期の販売台数は11.9%増となっている。同社では、新規契約数では減少したものの、カメラ付き端末を中心に既存ユーザーの新機種への買い替えが活性化し、この買い替え需要が販売台数の増加に寄与したものと見ている。
ベンダー別実売台数では、NECが6四半期連続で1位を維持したが、特にNTTドコモ向けの端末において、松下通信工業およびシャープから激しい追い上げを受けており、NECのシェアは継続的な減少傾向にある。松下通信工業は、ドコモ向けの製品の好調な販売に支えられ、NECとの差を縮めている。続くシャープは、好調を保っているJ-フォン向けのカメラ付き端末のに加え、NTTドコモ向けのカメラ付き端末が発売当初から人気を集め、3位争いから抜け出しNECと松下通信工業に迫る勢いを見せている。
ガートナー ジャパンでは、携帯電話の機能別でみるとカメラ付き端末の販売台数が、携帯電話市場全体の31.6%に相当する314万6000台に達し、Java対応端末の販売台数が527万1000台と、初めて市場全体の5割を超えたと見ている。同社のデータアナリスト光山氏によると、「Java対応端末の伸びの背景には、カメラ付き端末の多くがJavaに対応している」とし、「Java対応端末の購入者の中には、Javaの利用ではなくカメラの利用を主目的として購入した層も少なからずいる」と続けている。
同社では、2002年下半期は、カメラ付きの端末を中心に販売が好調に推移すると見ており、第3四半期には対前年同期比でプラス成長に転じると予想している。また、カメラ付きで、JavaやGPSにも対応しているモデルの販売も拡大すると考えられ、2002年下半期もJava対応端末およびGPS対応端末の販売が引き続き増加するとしている。
2002年第2四半期日本携帯電話端末市場
・ ガートナー ジャパン
http://www.gartner.co.jp/
・
ガートナー調査、国内の携帯販売台数は2002年以降に緩やかな成長
・
ガートナー調査、昨年の日本の携帯電話販売台数は4060万台
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ガートナー調査、2006年の日本の携帯電話加入数は8396万
(津田 啓夢)
2002/09/27 14:19
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