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■ 見た目よりも軽く感じる「V401SH」 「V401SH」は、11月上旬以降に発売が予定されているボーダフォン向けの端末。非パケットのPDC端末で、QVGA液晶やメガピクセルカメラなどを搭載する。担当者によれば「J-SH53の機能を多く取り込んだ」とのこと。スペック上の重さは約102gだが、実際に手にとってみると、かなり軽く感じた。ボディカラーは4色のバリエーションで展開される予定だが、同コーナーでも全色展示されている。 同社製の携帯電話では、「J-SH53」や「SH505i」など国内向け端末が展示されていたほか、欧米など海外向けに出荷されている「GX10i」「GX20」も展示されていた。「GX10i」は、昨年欧州で発売された「GX10」の後継機で、「GX20」は今夏より発売された新モデル。どちらもカメラを搭載し、JavaやMMSをサポートしている。操作メニューは、日本向け端末同様にアイコンを用いたものになっているが、完全にアルファベットで記述されているためか、スタイリッシュなデザインという印象だった。
■ モバイルASV液晶や携帯向けVGA液晶、200万画素CCDモジュールを展示
「モバイルASV液晶」のすぐ隣には、昨日明らかにされたばかりのVGA（480×640ドット）表示が可能な携帯電話向け液晶が展示されていた。現行の携帯電話向け液晶ディスプレイは200ppi程度とのことだが、今回の新型液晶は300ppiを達成。まだ試作段階とのことで、量産体制に入るにはまだ時間がかかるとのことだったが、2004年中にはサンプル出荷を開始し、製品化を目指していきたいという。 VGA液晶は、カーナビゲーションに搭載されるものとほぼ同サイズの液晶と並列で展示され、ExcelファイルやWebサイトのようなイメージを連続して表示していた。格段にサイズが小さい新型液晶でも文字は充分に判別できる。担当者は「まずは2.6インチでVGAという高精細を味わってもらうために出展した。実際に製品化される時は、これほど小さな文字表示になるかどうかはわからない」とのことだった。 このほか、携帯電話向けデバイスとしては、200万画素のCCDモジュールもあった。DSPやレンズなどが一体化したものだが、現在はまだ開発段階とのこと。同社は、2004年春のモデルには搭載する意向だ。
■ ＵＲＬ シャープ http://www.sharp.co.jp/ CEATEC JAPAN 2003 http://www.ceatec.com/ ■ 関連記事 ・ ボーダフォン、100万画素CCD搭載の「V401SH」とエントリー機「V301D」 ・ シャープ、VGA表示が可能な携帯向け新型液晶を開発 ・ シャープ、広視野角・ハイコントラストの携帯機器向け液晶を開発 （関口 聖） 2003/10/07 20:29 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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