【熊本地震】ドコモも被災地ユーザーの制限解除措置を延長

　NTTドコモは、熊本地震の復旧支援策として実施している、被災地のユーザー向けの速度制限解除措置を5月31日まで延長する。

　対象は、災害救助法の適用地域に契約住所または請求書送付先住所があるユーザー。契約プランの月間データ通信容量を超えた場合でも、速度制限なしで利用できる。申し込み不要で、対象ユーザーが有料の速度制限解除をした場合でも、料金はかからない。

　ドコモ広報部では今回の延長について、「未だ避難生活を続けられている方も多くいる状況で、地震情報や自治体の発信する情報、天気予報などのさまざまな情報収集が必要となることから、データ量を気にせず利用できるよう、速度制限解除の延長を決定した」とコメントしている。

　なお、KDDIとソフトバンクも27日に、被災地域のユーザー向けに同様の速度制限解除措置の延長を発表している。