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Garmin、チタニウムベルトの高級スマートウォッチ「fenix 3J Sapphire Titanium」

GPS/心拍計搭載の活動量計「vivosmart HR J」とエントリーモデル「vivofit 3」も

 Garmin(ガーミン)は、スマートウォッチ「fenix 3J」のプレミアムモデル「fenix 3J Sapphire Titanium」と、活動量計の新機種「vivoactive HR J」と「vivofit 3」を発表した。代理店のいいよねっとにより提供される。「fenix 3J Sapphire Titanium」と「vivofit 3」は4月21日発売。

fenix 3J Sapphire Titanium

 「fenix 3J」シリーズのプレミアムラインナップに加わる、「fenix 3J Sapphire Titanium」は、チタニウムベルト付きで13万8000円(税抜、以下同)。

 機能はすでに提供されている「fenix 3J」のノーマルモデルと同等。GPS/GLONASS/みちびきによるGPS測位機能を搭載。活動量に加えて、気圧や高度も測定可能で、さまざまなスポーツの活動情報の計測に活用できる。独自OSで、スマートフォンと接続して通知を確認したり、アプリを追加したりできる。

 スマートフォンとの接続はBluetooth Smartを利用する。ANT+をサポートし、ケイデンスセンサーなどのアクセサリーに情報を送信できる。100mまでの水圧に耐えられる防水仕様。

 電池内蔵式で、専用クレードルで充電する。連続稼働時間は通常のGPS計測時(1秒間隔)の場合で最大20時間、60秒に1回の間隔で計測するウルトラトラックモードでは最大50時間。時計モードでは約6週間。チタニウムバンドのほか、レザーバンドとラバーバンドが付属する。本体サイズ(バンド部除く)は約51×51×16mm。重さはラバーバンド装着時で約79g。

専用のペリカンケースに入った状態で提供される
発売済みのローズゴールド色「fenix 3J Sapphire Rose Gold」も展示されていた

 心拍計の「vivoシリーズ」では、上位モデルの「vivoactive HR J」とエントリーモデルの「vivofit 3」が発表された。

 「vivoactive HR J」は、心拍計測機能に新たに搭載した、GPS/GLONASS/みちびき対応のスマートウォッチ型活動量計。発売日と価格は未定。「fenix 3J」同様に、独自OSで、スマートフォンとの連携やアプリ追加に対応する。活動量計としては、歩数や消費カロリー、睡眠などをモニタリングする。充電式で、GPS使用時で最大7日間稼働する。

 「vivofit 3」(1万1852円)は、センサー部を小型化したエントリーモデルで、21日に発売される。GPSは搭載しないものの、歩数や消費カロリーなどの基本的な情報を計測可能で、睡眠を自動判別して記録する。今後、過去の活動履歴から、アクティビティの内容を判別して記録する機能が追加される予定。

 専用バンドは付け替え可能で、デザイナーとコラボした付け替えバンドも提供される。ディスプレイ部は約10×25.5mm、ラバーバンドはスモールサイズが腕回り120~170mm、ラージサイズが腕回り152~210mmに対応。CR1632型のボタン電池2個で、約1年間稼働する。

vivofit 3

 発表会では、サッカー・ジュビロ磐田の松井大輔選手も登場。ガーミンの活動量計をトレーニングに活用した感想を語った。

松井大輔選手(中央)

石井 徹