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「SoftBank Innovation Program」1次選考の結果発表

国内外8社と協業で5つの案件の商用化を検討

 ソフトバンクは18日、世界中から革新的なソリューションや技術を公募する第1回「SoftBank Innovation Program」の1次選考で、国内外の企業8社と協業し、5つの案件でテストマーケティングを実施して、商用化を検討することを発表した。

 2015年7月から開始した第1回目となる「SoftBank Innovation Program」は、「スマートホーム」「コネクテッド・ビークル」「デジタルマーケティング」「ヘルスケア」の4つのテーマで募集を行っていた。応募総数は173件で、「ヘルスケア」を除く3つのテーマにおいて5つの案件について計8社と協業、テストマーケティングを実施する。

 「スマートホーム」ではリノベる、KAMARQ HOLDINGS、アッサアブロイジャパン、MoBagelの4社と協業。IoTデバイス、サービスを顧客に合わせて提案、実体験の場を提供する「スマートホーム×リノベーション」と、OA機器や家電のビッグデータを解析し、故障予測などのタイミングを可視化する「OA機器・家電×ビッグデータ」のテストマーケティングを行う。

 「コネクテッド・ビークル」テーマではUrban Enginesと、都市交通の移動データをリアルタイムに可視化・分析・予測するエンジンを提供する「都市交通×ビッグデータ」、Drivemodeとはスマートフォンを活用したサービスを提供する「スマートフォン×車」を担当する。

 「デジタルマーケティング」テーマでは、BuzzElementとマイクロストラテジー・ジャパンとともに、時間・場所を限定した情報配信、事前決済を活用した店舗内オペレーションの改善、来店者情報の可視化を実現する「スマートフォン×事前決済」に取り組む。

藤縄優佑