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見通しの悪い交差点で衝突の可能性を警告、ドコモとデンソーが運転支援などで協力

 NTTドコモとデンソーは、高度運転支援と自動運転技術の分野において、LTEや5Gを利用した車両制御システムの研究開発で協力していくと発表した。

 今回の両社による研究開発では、デンソーの車両制御技術とドコモの車両通信のノウハウを組み合わせ、LTEや5Gを利用した車両制御技術について、高度運転支援や自動運転技術への活用を目指すとしている。

 具体的には、高速道路の合流や見通しの悪い都市部の交差点などでの活用を想定し、即時性の高い通信を利用することで、交差点での出会い頭での衝突、急な飛び出しを検知して知らせるような仕組みが検討される。シミュレータを用いた評価のほか、車両による実験も検討されている。

「DOCOMO R&D Open House 2015」(2015年11月)に合わせて公開されたイメージ動画に登場した、自動運転や車両通信の様子

太田 亮三