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7割のユーザーがスマホで動画、起動回数は増加傾向に

ビデオリサーチがAndroidスマホの動画視聴動向を調査

 ビデオリサーチ インタラクティブは、Androidスマートフォンにおける、定額制動画配信サービスを含む動画配信サービスの利用状況を調査し、結果を明らかにした。

 調査は10月に行われた。調査対象は3万1615人。動画配信アプリ全体の月間の利用率は、過去13カ月で60~70%台で推移している。一方、一人あたりの月間の平均起動回数は、4月以降、それまでの20回台から30回を上回るようになり、増加傾向にある。

 定額制動画配信サービスにしぼってみると、月間の利用率は4~5%、平均起動回数は10~12回で安定して推移し、1年前から大きな変動は見られない。

 動画アプリ全体の利用率を性別でみると、パソコンでの傾向とは異なり、男女間の差はほとんどみられない。年齢別では、若年層ほど利用率が高い傾向になる。

 月間の平均起動回数を性別でみると、男性が女性よりも10回程度多い40.9回になる。また、男女19歳以下では平均起動回数が56.9回になり、利用率、起動回数ともにほかの年齢層を大きく上回る。定額制動画配信サービスはこうした若年層での利用率や起動回数が相対的に低く、動画アプリ全体の傾向とは異なる動向になっている。

出典:ビデオリサーチ インタラクティブ

太田 亮三