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「パーク」がテーマ、ディズニースマホ「DM-01H」

 「Disney mobile on docomo DM-01H」は、海外のディズニーパークを題材にした、Androidスマートフォン。NTTドコモの2015年冬モデルとして、2016年1月下旬に発売される予定。割引適用後の実質負担額は、新規契約とMNPが2万円台半ば、機種変更が4万円台後半となる見込み。

 「Disney mobile on docomo DM-01H」は、4.7インチディスプレイを採用したディズニースマホ。女性の手にもすっぽり収まるコンパクトなサイズで、背面にはシンデレラ城のシルエットが描かれ、ミラー印刷とUV加工により立体的に仕上げられている。着信時や充電中には端末の底面がイルミネーションし、星屑に混ざって、いわゆる“隠れミッキー”としてミッキーマウスの頭のシルエットが現われる。

 メインストリート、ファンタジーランド、トゥモローランド、アドベンチャーランドという4つのテーマランドが用意され、テーマを変更すると、ライブ壁紙やイルミネーションの光り方、サウンドなど、端末の隅々まで各テーマランドの世界観に合わせて一括で切り替えることが可能。設定アプリのほか、ロック画面からすばやくテーマの切り替えを行える。なお、トゥモローランドの主要キャラクターであるトイ・ストーリーは、ディズニースマホでは初めての採用になるという。

 500万画素の広角インカメラで自撮りを楽しむことができ、シャッターを切る際は、ミッキーマウスなど10種類のキャラクターによるボイスでカウントダウンすることが可能。また、ミッキーマウスの頭の形をしたスマホピアスが同梱され、スマホピアスをイヤホンジャックに挿すと、時間帯に応じてミッキーマウスまたはドナルドダックのアニメーションが再生される。スマホピアスは、耳の横にクリスタルが配されるほか、ホログラムによる蒸着処理も施され、イヤホンジャックに仕込まれたLEDの白い光がホログラムに当たると、さまざまな色に見える。

 このほか、ディズニーマーケットに無料登録することで、ディズニーのアプリやゲーム、コンテンツを楽しむことが可能。

 ベースとなった機種は、同時に発表された「AQUOS Compact SH-02H」(シャープ製)。大きさは126×66×8.9mm、重さは未定。約4.7インチ、フルHDのIGZOディスプレイを搭載。Android 5.1を採用する。チップセットはMSM8992(1.8GHz駆動×2、1.4GHz駆動×4のヘキサコア)、3GBのメモリ、16GBのストレージを備える。最大200GBのmicroSDXCカードを利用可能。

 メインカメラは1310万画素、インカメラは500万画素。通信速度は下り最大150Mbps、上り最大50Mbps。LTEはドコモの3バンド(2GHz/1.7GHz/800MHz)に、3Gは3バンド(2GHz/800MHz/新800MHz)にそれぞれ対応する。国際ローミングはLTE、3G、GSMをサポート。SIMカードスロットはnanoサイズ。

 VoLTE(海外対応)、Wi-Fi(IEEE802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.1、おサイフケータイ、ワンセグ、ハイレゾ、防水、防塵に対応する。赤外線通信やフルセグ(地デジ放送)、NOTTVは非対応。バッテリー容量は2810mAh。連続待受時間・連続通話時間は未定。ボディカラーは、Sparkle Pink、Sparkle Blueの2色。

関口 聖

鈴木友博