Appleの第3四半期決算、iPhoneの出荷数は4753万台

　Appleは、2015年度第3四半期（4～6月）決算を発表した。売上高は496億ドル（約6兆1350億円）、純利益が107億ドル（約1兆3200億円）となり、第3四半期の業績としては過去最高となった。売上総利益率は39.4％、米国市場以外での売上比率は64％だった。

　iPhone 6が引き続き好調で、iPhoneの出荷数は第3四半期として最高の4753万台となった。前年同期比で35％の増加、前四半期比で18％の減少となっている。一方で、iPadの出荷数は落ち込み、前年同期比18％減、前四半期比で13％減の1093万台となった。

　部門別の収益では、iPhone部門は前年同期比59％増の313億ドル、iPad部門は前年比23％減で45億ドル、Mac部門は前年同期比9％増となる60億ドルとなった。Apple Watchが含まれる、その他製品部門は、収益で前年同期比49％増の26億ドルとなった。

　地域別の収益では、北米が203億ドル、欧州が103億ドル、中国が132億ドル、日本が28億ドル、その他アジア太平洋地域で29億ドルとなった。

　同社は、第4四半期の業績を、売上高490億ドル～510億ドル、売上総利益率38.5％～39.5％と予想している。