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ソフトバンク版「Xperia Z4」、6月12日発売

 ソフトバンクモバイルは、ソニーモバイルコミュニケーションズ製のAndroidスマートフォン「Xperia Z4」を6月12日に発売する。一括価格は8万1120円(税込、以下同)で、割賦では3380円×24回払いとなる。割引を適用し、2年間利用する場合の実質負担額はMNPで1万800円、新規契約/機種変更で3万7920円。

 「Xperia Z4」は、ソニーのハイエンドスマートフォンであるXperia Zシリーズで、Android 5.0を搭載する最新モデル。Zシリーズのオムニバランスデザインを踏襲しつつ、従来の専用端子を撤廃してキャップレスUSBポートを採用するなど、外観はこれまでの流れに沿いつつも内部構造は一新した。約2070万画素のメインカメラ、約510万画素のインカメラを装備し、ハイレゾ音源の再生など、カメラと音楽などエンターテインメント性も追求している。

 NTTドコモやauからも同様の機種が発表されているが、ソフトバンクのロゴマークがなく、ソニーから発表されたオリジナルのロゴ配置そのままを採用。プリインストールされるアプリでも、ソフトバンクならではのものはアプリ一覧においてフォルダにまとめられており、ソニーの世界観をそのまま味わえるよう配慮されている。また発売日が発表されたのは3キャリアのなかで一番早かった。

 約5.2インチ、1920×1080ドット(フルHD)のディスプレイで、チップセットはクアルコム製の「MSM8994」(2GHz駆動×4+1.5GHz駆動×4のオクタコア)。メモリは3GB、ストレージは32GB。最大128GBのmicroSDXCに対応する。通信方式は「Hybrid 4G LTE」として、「Softbank 4G」「Softbank 4G LTE」の両方をサポートする。国内ではW-CDMA(900MHz/2.1GHz)、FDD-LTE(900MHz/1.7GHz/2.1GHz)、AXGP(2.5GHz)、海外ではW-CDMA(900MHz/2.1GHz)、FDD-LTE(900MHz/1.7GHz/2.1GHz)、GSM(850MHz/900MHz/1800MHz/1900MHz)に対応する。音声通話ではVoLTEおよび3GのHD Voiceに対応。また、Wi-FiはIEEE 802.11a/b/g/n/ac。

 防水、防塵に対応し、おサイフケータイ、NFC、ワンセグ、フルセグを利用可能。Bluetooth 4.1をサポートする。なお、赤外線通信には非対応。大きさは約72×146×6.9mm、重さは約144g。バッテリー容量は2930mAh。ボディカラーはホワイト、ブラック、カッパー、アクアグリーンの4色。

 SoftBank SELECTIONからは専用アクセサリーとして、ケースや保護フィルムなどが発売される。

関口 聖