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ドコモ、BlackBerry向けインターネット接続サービスを終了へ

「声の宅配便」終了も同時に発表

 NTTドコモは28日、BlackBerry端末向けのインターネット接続サービス3種を終了することを発表した。

 終了するのは、BlackBerry端末向けに提供中のインターネット接続サービス「BlackBerry Enterprise Service」「BlackBerry Internet Service」「BlackBerry Dual Service」で、それぞれ2015年11月30日に新規申し込みの受け付けを終了、2017年3月31日にサービスを終了する。

2012年9月にドコモから発売されたBlackBerry Bold 9900のPure White

 これらインターネット接続サービスのオプションとして提供されている「ブラックベリーWebフィルタ」「docomo Wi-Fi(ブラックベリー)」のサービスも同日に終了する。サービス終了により、BlackBerry端末ではドコモの回線を使ったインターネットアクセスが不可能になる。

 また、音声メッセージの録音・転送サービス「声の宅配便」の終了も発表した。28日に同名のスマートフォン向けアプリの配信とサポートを終了し、2016年10月20日にサービスそのものの終了を予定している。サービス提供終了日の翌日以降は、受信した録音メッセージの再生も含め全て利用できなくなる。

 同社広報部によると、どちらのサービスも終了の理由は、需要環境が変化したため。BlackBerry端末向けインターネット接続サービスの終了はBlackBerry端末以外のスマートフォンの普及によるもの、「声の宅配便」の終了はユーザーニーズの低下によるものとしている。

藤縄優佑