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名古屋駅周辺の多機能案内板にフリーWi-Fi、広告収入で運営

 エムシードゥコーは、名古屋駅周辺に設置される歩行者向けの多機能案内板にフリーWi-Fiなどを搭載し、案内板に掲載する広告収入で整備・管理する実証実験を4月28日より開始する。

 実験は、「名古屋駅地区における公共空間の利活用を通じたまちづくり社会実験」(名駅社会実験)に参加して行われるもの。歩行者案内板として、広告付きの多機能型パネル(スマートパネル)が常設され、多言語地図の表示、緊急情報の受信と表示といった機能を提供する。フリーWi-Fi(無料の公衆無線LAN)のスポットになる機能も搭載される。表示パネルの反対側には広告を掲出し、スマートパネルの初期導入費用から維持・管理まですべてを広告収入でまかなう。

 フリーWi-Fi「MEIEKI_Free_Wi-Fi」は、「Japan Connected-free Wi-Fi」(JCW)に参画し、一度のアプリの登録でJCWに対応する約10万カ所のアクセスポイントを利用できる。

太田 亮三