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ソニー、ヘッドホン型デバイス「Smart B-Trainer」を3月7日発売

「Smart B-Trainer」(SSE-BTR1)

 ソニーは、スマートフォンと連携しつつも、スマートフォン無しでも使えるランニング向けヘッドホン型デバイス「Smart B-Trainer」(SSE-BTR1)を3月7日に発売する。店頭価格は2万7000円前後になる見込み。

 Smart B-Trainerは、心拍(脈拍)、GPS、加速度、ジャイロ、電子コンパス、気圧の6つのセンサーを搭載したヘッドホン一体型デバイス。16GBのストレージを内蔵しており、音楽(MP3/WMA/ATRAC/リニアPCM/ACC、ハイレゾ非対応)を聴きながらランニングに出かけられる。

 プロのランニングコーチ、金哲彦氏によるアドバイスを聞きながらランニングのトレーニングが行えるほか、アシックスのトレーニングプログラムに沿った形でトレーニングを進めることができる。心拍トレーニングのメニューに連動して最適なテンポの曲を再生する機能も用意されている。

 スマートフォン(Android/iPhone)とBluetoothで接続することで、ランニングデータの確認が行えるが、ランニング中はSmart B-Trainer単体でも使用可能。IPX5/IPX8相当の防水性能を備えており、汗や急な雨を気にせずに利用できる。充電は専用のUSBクレードルで行える。もちろん、スマートフォンを持って出かければ、Bluetoothヘッドセットとしても機能する。

 スマートフォン向けには「Smart B-Trainer for Running」というアプリが配信され、Smart B-Trainerで記録したさまざまなデータを確認できる。スマートフォン側のセンサーを使ったランニングログの記録など、一部の機能はスマートフォン単体でも利用できる。

 本体の形状はネックバンド型で、重さは約43g。内蔵のリチウムイオン充電池で最大13.5時間(GPSオフ、Bluetoothオフでの音楽再生時)動作する。GPSオン、Bluetoothオンでトレーニングメニューを作動させた場合は約3時間の動作となる。カラーは、ブルー、ブラック、ピンク、ホワイトの4色から選べる。

 なお、同製品はランニング向けのプログラムと組み合わせて出荷されるが、パッケージには水泳用のイヤーピースも同梱されており、スイミングにも利用できる。

ブルー
ブラック
ピンク
ホワイト
側面
USBクレードル

湯野 康隆