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スマホを収納して使うヘッドマウントディスプレイ、1600円で発売

 ドスパラは、上海問屋で取り扱う新商品として、スマートフォンを収納して3D動画などを楽しめるヘッドマウント型のレンズ「スマートフォン用ヘッドマウントディスプレイ」(DN-12690)の販売を開始した。同社直販Webサイトでの価格は1599円(税込)。

「スマートフォン用ヘッドマウントディスプレイ」

 今回発売された「スマートフォン用ヘッドマウントディスプレイ」は、スマートフォンをヘッドマウントのディスプレイとして利用する製品。両目用のレンズが搭載され、左右の幅は調整できるようになっている。スマートフォンを収納・装着する部分には固定用の吸盤を装備しているほか、フタの左右にスリットを設け、スマートフォンに接続した充電ケーブルやイヤホンケーブルを外に出せるようになっている。プラスチック製の本体には、頭部に固定するためのベルトが付属し、ハンズフリーで利用できる。

 対応するスマートフォンのサイズは、ボディが150×80×10mmまで。ディスプレイは3.5インチ~5.6インチまでとなっている。iPhoneシリーズについては、iPhone 6までは装着でき、iPhone 6 Plusは装着できないと案内されている

 スマートフォンには、ステレオペアと呼ばれる、左右で分割した立体視用の画像や動画を表示させて利用する。App StoreやGoogle Playでは、コンテンツをステレオペアで表示できるアプリが配信されている。

 「スマートフォン用ヘッドマウントディスプレイ」の大きさは約155×90×115mmで、重さは約135g。

 なお、同様の方式を採用した製品には、海外で販売されているサムスン電子の「Gear VR」があるほか、Googleが発表したダンボール製の組み立てキット「Cardboard kit」、サナリスが国内で販売している「スマホVRボックス」シリーズなどがある。

太田 亮三