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ワイモバイルがMNP転出料を改定

 ワイモバイルおよびウィルコム沖縄は、MNPの転出手数料を12月1日より改定する。新規契約から6カ月以内の転出には、通常の倍にあたる6000円(税抜、以下同)の転出手数料がかかるようになる。

 今回の案内により、12月1日以降、新規の契約から6カ月以内にMNPを利用した解約を行う場合、転出手数料が6000円になる。新規の契約から7カ月目以降の転出手数料は3000円。

 ワイモバイルは7月31日にMNPの転出料を変更すると発表しており、10月1日以降は転出手数料が一律で3000円になると案内されていた。9月30日までの転出手数料は2000円。

 同社では、新規契約から6カ月以内の転出手数料を値上げした理由として、MNPで他社に転入することを前提とした契約を未然に防ぐためとし、ほかの契約者とのバランスをとるためと説明している。

 NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルのMNPの転出手数料は、いずれも2000円。ドコモは、SIMカード単体での新規契約や、2in1のBナンバーの契約において、契約から90日以内にMNPで転出する場合、転出手数料は通常の倍以上にあたる5000円に設定している。ソフトバンクも同様に、端末を購入しない契約や、プリペイドサービス、スマート一括契約、みまもりケータイの新規契約において、翌々請求月末までにMNPで転出すると、転出手数料は5000円になる。

太田 亮三