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旧イー・モバのサイト運営会社が、利用者情報を含むパソコン紛失

 ワイモバイルは、同社の前身となる旧イー・モバイルが提供していたコミュニティサイトの運営会社の社員が、業務利用していたパソコン1台を紛失したことが明らかになったと発表した。紛失したパソコンには、コミュニティサイト「つながるマップ」の利用者情報1321名分の記録が含まれている。

 ワイモバイル広報の説明によると、8月2日の未明に運営会社の社員がパソコンを紛失、8月8日に運営会社からワイモバイルに報告があったが、8日時点では利用者情報は含まれていないとのことだったという。その後、8月12日に「つながるマップ」の利用者情報が含まれていたとの報告があり、事態が判明したとしている。

 ワイモバイルのホームページでは8月15日に、「コミュニティサイトの利用者情報が記録されたパソコンの紛失について」として、状況の説明文を公開している。それによると、「つながるマップ」の利用者情報(住所、氏名、生年月日、メールアドレスなど)1321名分の記録が含まれているとしている。なお、クレジットカード情報は含まれていないとのこと。

 運営会社から警察署に遺失物届を提出し捜索しているが、18日現在、発見されておらず、利用者情報が悪用された事実についても報告は受けていないとしている。ホームページでは、謝罪文とともに、問い合わせ先を案内している。

川崎 絵美