ドコモ、「らくらくスマートフォン3」を7月26日発売

　NTTドコモは、約4.5インチのHDディスプレイを搭載する、シニア層向けのAndroidスマートフォン「らくらくスマートフォン3 F-06F」を7月26日に発売する。ドコモオンラインショップでの一括価格は6万4800円（税込）で、月々サポート（割引）は1カ月あたり1215円（同）で24カ月あわせた割引額は2万9160円となる。

　「らくらくスマートフォン3」は、デザイナーの原研哉氏がその外観やメニュー画面を手がけたシニア向けAndroid 4.4搭載スマートフォン。ユニークな機能として、写真付きのメッセージが送信されてくると、Webサービスの「らくらくコミュニティ」へ自動保存され、なおかつ「らくらくスマートフォン3」の待受画面上に最新25件が表示される。

　Google Play非対応で、GmailやGoogleマップといったグーグルのサービスも利用できない。その一方で、ドコモのdマーケットから各種アプリが利用できる。なお、クラウド対応のドコモメールも非対応となっている。

　約810万画素のCMOSカメラを搭載し、画像処理エンジン「GRANVU」により、ペットや子供など被写体が動いていてもぶれを少なくして撮影できるようにする「ゼロシャッター」など、簡単にきれいな写真を撮れるよう配慮されている。

　大きさは約137×67×9.9mm、重さは約135g。LTE対応だが、VoLTEによる通話は利用できない。防水・防塵（IPX5/8、IP5X準拠）、おサイフケータイ（FeliCaのみ）、赤外線通信、ワンセグ、Wi-Fi、Bluetooth 4.0に対応する。ANT+、フルセグは非対応。チップセットはMSM8926（1.2GHz駆動、クアッドコア）で、メモリは2GB、ストレージは8GB。ボディカラーはレッド、ホワイト、ブラック。