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メタルフレームの薄型・軽量スマホ「STREAM S 302HW」
(2014/7/17 13:15)
ワイモバイルが2014年夏に発売する新モデル「STREAM S 302HW」は、Huawei(ファーウェイ)製のAndroidスマートフォン。8月1日に発売される。W-VALUE適用後の価格は2万5920円(月1080円×24カ月)
4G対応、メタルフレームを採用
「STREAM S 302HW」は、Huaweiの「Ascend P6」をベースにしたモデル。主に中国市場向けのAscend P6は3Gまでの対応だが、STREAM Sでは、通信方式に4G(FDD-LTE)が追加されるなどのカスタマイズが施されている。側面にメタルフレームを採用したボディは薄さ6.8mm、重さ約110gと薄型・軽量に仕上げられている。基本的なデザインはベースモデルと同じだが、背面パネルがプラスチックとなって全面と背面の一体感が増し、重さはベースモデルより軽くなっている。
カメラ
カメラはf/2.0の明るいレンズと4cmのマクロ撮影機能などを搭載するほか、“自撮り”向けのインカメラは500万画素と強化されているのもポイントになっている。SIMロックフリーで提供される見込み。
イヤホンジャック
イヤホンジャックにはカバーとして金属製のプラグが装着されており、外したプラグは、SIMカードスロットおよびmicroSDカードスロットを開ける押し出しピンとしても利用できる。パッケージに同梱のイヤホンをイヤホンジャックに装着した場合、外したカバープラグはイヤホンケーブルの分岐部分に収納でき、紛失を防げるようになっている。
Emotion UI
ユーザーインターフェイスとしては、Huawei独自の「Emotion UI」を搭載する。Emotion UIのホーム画面はアプリ一覧画面と統合されていて、ウィジェットも配置できるホーム画面にすべてのアプリのアイコンが配置される。標準状態ではプリインストールされているアプリは種類ごとにフォルダで分類されていて、2ページ分のホーム画面に集められている。日本語入力システムには富士ソフトのFSKARENを搭載する。
Yahoo! JAPANのサービスに対応
Androidとあって、Googleのサービスを利用するためのアプリや機能が標準搭載されている一方、ワイモバイル端末として、Yahoo! JAPANのサービスを利用するためのアプリも多数プリインストールされている。
ワイモバイルの「○△□@yahoo.ne.jp」のメールアドレスのメールを扱うためのメールアプリを標準搭載し、ホーム画面下にアイコンが配置されている。このメールアプリにはIMAPに対応したほかのメールサービスを追加設定することも可能。一方で従来から提供されているMMSを利用したメールサービスも、MMS/SMSアプリで利用できる。Android端末標準のGmailアプリもプリインストールされている。
Yahoo!の各種アプリについては、基本的にはGoogle Playで配信されているアプリと同等で、Google Play経由でアップデートしたり、アンインストールや再インストールもできる。FacebookやTwitter、GREE、モバゲーといったSNSアプリなど、他社サービスのアプリもプリインストールされている。緊急速報メールやEM遠隔サポートといったキャリアサービス向けのアプリもプリインストールされている。
主な仕様
ディスプレイは約4.7インチ、1280×720ドットの液晶。メインカメラは約800万画素、インカメラは約500万画素のCMOSセンサー。外部メモリとして最大32GBまでのmicroSDHCカードを利用できる。
チップセットはハイシリコン製の「KIRIN910」で、1.6GHz駆動のクアッドコア。メモリは2GB、ストレージは8GB。Wi-FiはIEEE 802.11b/g/n(2.4GHz)で、Bluetooth 4.0+EDRをサポートする。OSはAndroid 4.4。Wi-Fiテザリングは最大8台を同時に接続可能。連続通信時間はLTEで約6時間、W-CDMAで約7時間。
国内の対応周波数は、LTE(FDD-LTE)が1.7GHz、W-CDMAが900MHz、1.7GHz、2.1GHz。海外ではLTEが1.7GHz、W-CDMAが900MHz、2.1GHz、GSMが850MHz、900MHz、1.8GHz、1.9GHz。
バッテリー容量は2000mAh。連続待受時間はLTEで約330時間、W-CDMAで約400時間、GSMで約300時間。連続通話時間はW-CDMAで約700分、GSMで約1000分。
大きさは約66×133×6.8mm。重さは約110g。ボディカラーはホワイト、ピンク、ブラックの3色をラインナップする。
8月1日の本体発売と同時に、ワイモバイル販売店およびSoftBank SELECTION(ソフトバンクセレクション)からジャケットケースや液晶保護シートなどの周辺製品が発売される。SoftBank SELECTIONでは、ソフトバンク端末で培った周辺製品の開発力や流通網をワイモバイルにも提供することで、グループとしてのシナジー効果の発揮を目指す。