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日本初公開「GALAXY S5」展示、量販店内に「GALAXY SHOP」オープン
ワークショップやアフターサポートも提供
(2014/4/4 13:24)
サムスン電子は、サムスンのスマートフォンや関連デバイスを紹介する「GALAXY SHOP」を東京・有楽町と秋葉原の家電量販店内にオープンした。すでに2日にニュース記事でお伝えしているが、オープン当日となる4日には、ビックカメラ有楽町店で報道陣向けに説明が行われた。
すでにお伝えしているように、量販店内にオープンした「GALAXY SHOP」は、「GALAXY」シリーズをアピールするコーナー。既存の日本向けの製品はタッチ&トライや契約・購入が可能なほか、ケースやカバーなど純正アクセサリーも販売する。グローバルで発表された最新の「GALAXY」シリーズが展示されるのも特徴になっている。具体的な使い方を解説するワークショップが、コーナーの中の大型ディスプレイを使って1日数回開催される予定になっている。ワークショップはスケジュールが決められているものの、だれでも参加できる。
4日のオープン時点で「GALAXY SHOP」の目玉となっているのが、世界でも未発売で日本初公開となる「GALAXY S5」の展示だ。実機が展示されており、触れることが可能。同時に発表されたウェアラブル端末として、腕時計型の「Gear 2」、リストバンド型の「Gear Fit」も展示されており、動きを試すことができる。これらはいずれも、日本での具体的な展開はまだ発表されていない。
「GALAXY S5」はグローバルで4月11日に発売されるとあって、世界各地でこうした先行展示とタッチ&トライが開催されているという。「GALAXY SHOP」での展示も、こうした世界の流れと連動したものになっている。
このように、グローバルの「GALAXY」ブランドとの連動も意識させるブースの内容だが、店舗にとっては、製品を購入したユーザーへのアフターサポートの接点という意味合いもあるという。
「GALAXY SHOP」を担当するビックカメラのスタッフは、これまで専門店がなかったことなどから、アップルストアを展開するアップルと比べて、購入したユーザーへのアフターケアが手薄だったと指摘。「GALAXY SHOP」では、購入者に対してソフトウェアのバージョンアップの方法や使い方の解説、ユーザーの要望に対する提案なども行う。対象は「GALAXY」シリーズに限られるものの、これまでなら有料で提供されているようなアフターサポートの一部を無料で提供する形になるという。修理については、ケースによるものの、キャリアなどへ取り次ぐ一次窓口として受け付けることも検討されている。
こうした「GALAXY」シリーズの専門的な対応を行うため、取材したビックカメラの「GALAXY SHOP」では、特別な研修を受けたスタッフが常時6人体制で担当するとしている。