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「進撃の巨人」とauがコラボ、“壁の内側”を記す公式コンテンツ

 講談社とKDDIは、「auスマートパス」と人気作品「進撃の巨人」とのコラボレーション企画第1弾として「進撃の巨人 for auスマートパス」の提供を開始した。auスマートパス会員であれば無料で利用できる。

 「進撃の巨人 for auスマートパス」は、auスマートパスの会員が利用できる独自コンテンツ。漫画やアニメで爆発的な人気を得ている「進撃の巨人」の公式コンテンツであり、「講談社側が企画、運営にきちんと入っている」(KDDI担当者)という。作中の登場人物へのインタビュー、サイドストーリーなど、本編では語られていない内容も全て、「進撃の巨人」の世界を補完する、オフィシャルな情報として提供される。

 インタビューの第1回は、主要キャラクターであるミカサ・アッカーマンへのもの。巻頭特集に位置付けられ、目玉コンテンツの1つとなる。またサイドストーリーは「雨宿りの情景」と題され、その名の通り、雨が降る中、本編ではなかなか関連しない作中のキャラクター2人が、同じ場所に居合わせ、雨が止むまでの会話を綴る、という内容。本編では見せない表情を垣間見せるものとなる。

 作中にちりばめられた情報をとりまとめる「進撃のデータベース」は、初回配信時に、登場キャラクターのデータを網羅する「人物編」が配信される。

 読者向けの掲示板も用意されるが、アクセスできる手段は、KDDI提供のARアプリ「SATCH VIEWER」で、「進撃の巨人」の掲載誌「別冊少年マガジン」の表紙をスキャンする、というもの。担当編集からのコメントが投稿されることもあるという。

 「進撃の巨人 for auスマートパス」の提供にあわせ、auスマートパスのタイムラインが17日10時から24時間限定で、「進撃の巨人」にジャックされる。今後提供されるコンテンツとしては、3月上旬に「SATCH VIEWER」で「進撃の巨人」のコミック各ページをスキャンすると担当編集のコメントが読めるようになる。また2月下旬には、オリジナルのきせかえコンテンツが提供される。

関口 聖