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スマホでリモート操作できる“見せる”電源タップ「OTTO」
（2013/11/27 17:12）
Cerevoは、スマートフォンから電源のオン/オフや調光が可能なスマート電源タップ「OTTO」を、2014年1月～2月に発売する。直販サイト「Cerevo Store」から購入でき、11月27日より予約を開始する。価格は2万3800円。
同製品は8個口の電源ポートを内蔵し、雑然となりがちな家電やモバイル機器のACアダプタや、ケーブル類を収納できる。また収納した機器のオン/オフは、専用アプリをインストールしたスマートフォンやタブレットでリモート操作ができる。ネットワーク経由で、外出先からも操作が可能。専用アプリはiOS版、Android版が用意されており、価格は無料。
電源ポート数は8個口（うち2個口が調光可能）、定格容量は10A/100V、ネットワークは有線LAN、無線LAN（IEEE 802.11b/g/n）に対応。本体サイズは420×253×130mmで、重さは約1.5kg。本体カラーはホワイトのみ。
部屋の真ん中に置きたくなるおしゃれな“サブウーハー”をヒントに
Cerevoは、ネット接続型家電の企画・開発を手掛ける家電メーカーで、これまでiPhoneからデジタルカメラの操作ができる「SmartTrigger」などを展開してきた。今回発売を発表した「OTTO」は2013年のCESで展示し注目を集め、今冬の発売に至る。
都内で開かれた製品発表会では、Cerevo代表取締役の岩佐琢磨氏とデザインを担当した柳澤郷司氏が、同製品の特徴や、コンセプト、完成に至るまでのプロセスなどを紹介した。
岩佐氏は、「家電製品やPC・モバイル機器など、部屋のいたるところにケーブル類が乱雑に置かれていたり、ケーブルが絡まったままテレビの後ろに隠してあるといったケースが多い実情をふまえ、インテリアとしても成立するデザインを考えた」という。部屋の目立つところに置きたくなるおしゃれなサブウーハーのような存在をイメージし、構想が始まった。「CESで展示することが決まって、2カ月ほどで試作機を作った」などの裏話も披露された。