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スケジュール帳にもなるシャープの電子ノート「WG-S20」12月発売

 シャープは、電子ノートの新モデル「WG-S20」を12月6日に発売する。従来機「WG-N20」に搭載されていた手書きノート機能に加え、スケジュール帳として利用できるフォームが新たに内蔵された上位モデルとなり、「WG-N20」と併売される。本体カラーはホワイト、カバーはオレンジの1色のみ。価格はオープン価格で、市場想定価格は1万7000円前後になる見込み。

「WG-S20」

 同製品は、手書き入力が可能で、約4年分のスケジュールを本体に保存できる。最大9冊までスケジュール帳を作成できるため、仕事とプライベートで複数のスケジュール帳を使い分けることも可能。見たい日のスケジュールをカレンダーから探して、参照できるほか、付属のスタイラスペンを利用して、細かい文字も書き込める。

 また、スケジュールフォームは週間1ページ、バーチカル、1日1ページなど、5種類9パターンが用意されている。ノートは目的別に100冊まで作成でき、最大2000ページ分を保存できる。さらに、好みのノートフォームをパソコンでダウンロードし本体に追加できる。

 このほか、データのバックアップなど、パソコンとの連携機能も搭載している。パソコン連携用ソフト「電子ノートユーティリティ」を使用すれば、作成した画像ファイルなどを電子ノート用の画像に変換して取り込める。

 ディスプレイは6.0インチのメモリ液晶(SVGA、600×800ドット)を採用。本体サイズは112×150×10.9mm(カバーを含む)で、従来機「WG-N20」に比べ約16%薄くなった。カバーを含む本体の重さは約222g、カバーとスタイラスペンを含むと約233gで従来機「WG-N20」からは42g軽量化した。本体とカバーのほかに、スタイラスペンとmicroUSBケーブルを同梱している。

 なお、市販A6サイズの手帳ケースやブックカバーにも取り付けができる。

川崎 絵美