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開発者向けサイト「docomo Developer support」、11月開設
(2013/10/18 16:31)
NTTドコモは、同社が提供する音声認識などのAPIを活用できるよう、スマートフォンアプリの開発者向けサイト「docomo Developer support」を11月11日にオープンする。当初は5種類のAPIが用意される。
「docomo Developer support」は、スマートフォンアプリの開発者に向けて、ドコモの技術をAPI(Application Programming Interface)で提供するサイト。開発者からの疑問も受け付け、アプリ開発を促進する。同社では、5月にも「ドコモクラウド」のAPIを開示して、オンラインフォトストレージ「フォトコレクション」、アドレス帳サービス「ドコモ電話帳」などと他のアプリを連携できるようにしていた。一方、今回は「音声認識」「文字認識」「雑談対話」など、ドコモの技術を他のアプリでも利用できるようにするAPIが提供されている。なお提供APIは以下の通り。
名称 | 概要 |
音声認識 | 音声を認識してテキスト化する |
文字認識 | 画像に記されている単語と位置を認識する |
雑談対話 | 会話文から、雑談エージェントの応答をテキストで返す |
知識Q&A | 質問文からその意図を解釈して、データベースやWebを検索して回答する |
環境センサー | ドコモの基地局に設置されている環境センサーネットワークのデータ(気温・降水量)を取得できる |
こうしたAPIは、Androidだけではなく、iPhoneなどのアプリでも利用できる。またドコモ向け以外のアプリでも利用できる。なお、利用するにあたっては、開発者アカウントを登録して、利用したいAPIを申請する。アプリ開発後、商用化する場合はドコモの審査を経る必要がある。この際、公序良俗に反しないなど、一般的な基準で審査されることになるが、ドコモ向けかどうかは問われないとのこと。
今後も準備ができ次第、新たなAPIが提供される予定。