Amazon.co.jp、「Kindle Paperwhite」の新モデル

　Amazon.co.jpは、電子書籍向けタブレット端末「Kindle Paperwhite」の新モデルを発表、9月4日より日本でも予約受付を開始した。10月22日より出荷される予定で価格は9980円。モバイル通信に対応した3G版「Kindle Paperwhite 3G」の予約受付もスタートしており、こちらの価格は1万4800円。11月12日に発売される。

　新型の「Kindle Paperwhite」は、6インチの電子ペーパー（e-ink）ディスプレイを搭載するタブレット端末。16階調、グレースケールのディスプレイは解像度が212ppi。コントラストを高め、Amazonでは「本物の紙のように楽しめる」としている。タッチセンサーの精度が19％向上し、より正確な反応ができるようになった。

　新型のフロントライトはディスプレイ表面を照らす仕組みで、バックライトと比べて目が疲れにくいという。ストレージは4GB（従来は2GB）で、最大4000冊の電子書籍を格納できる。

　読書中、ポップアップウィンドウで別のぺージを参照できる「PageFlip（ページフリップ」機能を搭載する。

　大きさは169×117×9.1mm、重さはWi-Fi版が206g、3G版が215g。モバイル通信は、これまで通り通信料がかからない形となるが、一部の大容量ファイルは3G経由ではダウンロードできない。バッテリーは内蔵型で、一度充電すると、最長で8週間駆動する。

　Amazon.co.jpのほか、全国の家電量販店などで取り扱われる。発売にあわせて実施されるキャンペーンでは、Kindle用の電子書籍コンテンツの購入に利用できるクーポン1980円分がプレゼントされる。