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ソニー、NFCで簡単にWi-Fi接続できるカメラ「NEX-5T」

 ソニーは、NFCを搭載し、スマートフォンなど対応機器をかざすだけでWi-Fi接続が行えるデジタルカメラ「NEX-5T」を9月13日に発売する。価格はオープン価格で、店頭予想価格はボディ単体が6万円前後、レンズキット(1本)が7万5000円前後。

「NEX-5T」

 今回発売される「NEX-5T」は、1610万画素でAPS-Cサイズの「Exmor」CMOSセンサーを搭載するレンズ交換式のデジタル一眼カメラ(ミラーレスカメラ)。新たにNFCが搭載され、対応するスマートフォンをかざすだけで、カメラとWi-Fiで接続できる。ワンタッチでスマートフォンに画像を転送できるほか、カメラを遠隔操作できる機能(カメラ本体内に搭載されるアプリ)も、NFCでタッチするだけで起動できるようになっている。

 「NEX-5T」はこのほか、2つのオートフォーカス検出方式を採用したファストハイブリッドAFを搭載。コントロールダイヤルでは絞りやシャッターを素早く調整できる。背面の液晶は3インチ、92万画素で、上方向に180度までチルト可能で、自分撮りにも対応している。

 機能を、カメラ本体へのアプリのダウンロードで拡張できるアプリ群「PlayMemories Camera Apps」に対応しており、新アプリ「レンズ補正」も追加されているほか、既存の「スマートリモコン」と「ダイレクトアップロード」も機能が向上している。

 大きさは約110.8×58.8×38.9mmで、重さは約276g(バッテリー、メモリカード含む)。

太田 亮三